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協和キリン、独BIに新薬候補導出/参天、能登工場に地震被害 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年1月5日)

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協和キリン、独BIに線維化伴う炎症性疾患治療薬候補を導出

独ベーリンガーインゲルハイムと協和キリンは1月5日、協和キリンが創製した線維化を伴う炎症性疾患に対する治療薬候補について、ライセンス契約を結んだと発表した。契約に基づきBIは新薬候補の全世界での独占的開発権を取得。協和キリンは、一時金と開発・申請・商業化のマイルストンとして最大4億1000万ユーロ(約650億円)を受け取るほか、販売に応じたロイヤリティを受け取る権利を持つ。

 

参天製薬 能登工場に地震被害「在庫十分、当面の供給に問題ない」

参天製薬は1月5日、1日に発生した能登半島地震で能登工場(石川県宝達志水町)の建物と設備が被害を受けたと発表した。現在、被災状況を詳しく調べている。同社は「現時点で在庫は十分な量を確保しており、当面の製品供給に問題はない見込み」としている。地震発生時、工場は年始休暇で操業を停止していた。

 

富山工場「9日稼働へ設備点検」能登半島地震で日医工

日医工は1月5日、能登半島地震を受けて富山工場(滑川市)のすべての設備・製造ラインの点検と確認を進めていると発表した。同工場は9日から稼働する予定で、「安全を充分に確保した上で製造および出荷を行っていく」としている。富山市の富山本社では建物の一部に破損があるものの、4日から業務を開始。物流センターは問題ないことを確認しており、9日から製品出荷を開始する。富士製薬工業も5日、「富山工場(富山市)への甚大な被害は認められていない」と発表。影響について確認し、安定供給に支障をきたさないよう万全の対策を打っていくとしている。

 

MSD「アデムパス」の情報提供活動を開始…バイエルから移管

MSDは1月5日、バイエル薬品が製造販売する肺高血圧症治療薬「アデムパス錠」(一般名・リオシグアト)について、医療関係者に対する情報提供活動が今月からMSDに移管されたと発表した。MSDは新たに肺高血圧症の領域で情報提供活動を開始する。これまではMSDが販売し、バイエルが情報提供活動を行っていた。

 

MeijiSeikaファルマ、導出先が米でステラーラのバイオシミラーを申請

MeijiSeikaファルマは1月5日、韓国の東亜STと共同開発した抗IL-12/23p40抗体「ステラーラ」(ウステキヌマブ)のバイオシミラーについて、導出先の印インタス・ファーマシューティカルズが米国で承認申請を行い、FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。先行品と同じSp2/0細胞を使った製造法を構築することで高い同等性/同質性を確保していることが特徴。MeijiSeikaファルマは2021年に日本・韓国と一部アジア地域を除く全世界の販売権をインタスにライセンスした。

 

シミックHDのMBO成立、上場廃止へ

シミックホールディングス(HD)は1月5日、MBO(経営陣による自社買収)が成立したと発表した。所定の手続きを経て東証プライム市場から上場廃止となる。中村和男会長CEOが代表を務める会社が昨年11月8日から今年1月4日にかけて株式公開買い付け(TOB)を実施。買い付け予定数の下限を上回り、TOBが成立した。TOBで取得できなかった株式についても手続きを経てすべて取得する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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