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第一三共 米特許訴訟でノバルティスと和解、264億円受領|製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年12月6日)

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第一三共 米特許訴訟でノバルティスと和解、264億円受領

第一三共は12月6日、BRAF阻害薬の特許をめぐる米子会社プレキシコンとスイス・ノバルティスの訴訟で和解が成立したと発表した。プレキシコンはノバルティスから約1億8200万ドル(約264億円)を受け取り、訴訟をすべて取り下げる。第一三共は和解金を2023年度第3四半期決算に利益として計上する。プレキシコンは、ノバルティスのBRAF阻害薬「タフィンラー」がプレキシコンの持つ特許を侵害しているとして米カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴。同地裁は特許侵害を認める判決を出し、ノバルティスが控訴していた。

 

ブリストル、CAR-T細胞療法「アベクマ」早期ラインで承認

ブリストル・マイヤーズスクイブは12月6日、B細胞成熟抗原(BCMA)を標的とするCAR-T細胞療法「アベクマ点滴静注」(一般名・イデカブタゲン ビクルユーセル)について、従来より早期の治療ラインでの使用が承認されたと発表した。これまでは3つ以上の前治療歴のある再発・難治性多発性骨髄腫が対象だったが、今回の承認によって前治療歴が2つの患者も使えるようになった。

 

KMバイオ XBB対応の不活化コロナワクチン、小児対象のP3試験開始

KMバイオロジクスは12月6日、オミクロン株XBB.1.5に対応した新型コロナウイルス感染症向け不活化ワクチン「KD-414(XBB.1.5)」について、小児を対象とした国内臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。生後6カ月以上13歳未満の小児5000人を対象に、プラセボとの比較で有効性を検証する。

 

東邦HD 東京・八重洲に本社移転、分散した機能を集約

東邦ホールディングス(HD)は12月6日、本社を東京都中央区の東京ミッドタウン八重洲に移転すると発表した。世田谷区代沢と千代田区丸の内に分散している本社機能を集約し、効率化を図る。移転日は、丸の内オフィスに入る部門が今月11日、代沢オフィスの本社部門が18日。移転に伴う費用は2024年3月期業績予想に織り込んでいる。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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