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ギリアド 年2回投与の抗HIV薬を発売―製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年9月13日)

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ギリアド、年2回投与の抗HIV薬「シュンレンカ」を発売

ギリアド・サイエンシズは9月13日、多剤耐性HIV-1感染症を効能とする「シュンレンカ皮下注/同錠」(一般名・レナカパビルナトリウム)を発売したと発表した。同薬は長時間作用型のHIVカプシド阻害薬。1日目、2日目、8日目に錠剤を投与したあと、15日目に注射剤を投与。その後は6カ月ごとに皮下注射を行う。薬価は錠剤が300mg1錠9万4814.2円、皮下注が1.5mL2瓶1組320万8604円。錠剤はピーク時に330万円、皮下注が4.5億円を見込んでいる。

 

科研、セルソースとエクソソーム薬創出へ提携

科研製薬は9月13日、セルソースとエクソソーム医薬品の創出を目指して提携すると発表した。整形外科疾患の治療・予防に関する医薬品の創出に向けたフィージビリティ・スタディ契約を結んだ。科研は2031年までの経営計画で、新規分野としてエクソソームを使った再生医療の研究開発を進めることを掲げている。提携を通じて、セルソースが開発中のエクソソームについて、整形外科領域を対象に共同で開発を加速する。

 

ファイザー 20価肺炎球菌ワクチン、成人向けで申請

ファイザーは9月13日、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンについて、成人を対象とした承認申請を行ったと発表した。すでに販売している13価ワクチン「プレベナー13」に7種の血清型を追加したもので、小児適応は今年3月に申請済み。海外では、18歳以上の成人を対象に米国や欧州など40カ国以上で承認されている。

 

アステラス「イクスタンジ」適応拡大の申請をEMAが受理

アステラス製薬は9月13日、経口アンドロゲン受容体阻害薬「イクスタンジ」(エンザルタミド)について、「再発リスクが高い非転移性ホルモン感受性前立腺がん」への適応拡大の申請をEMA(欧州医薬品庁)が受理したと発表した。申請は、リュープロレリンとの併用でプラセボに比べて病勢進行または死亡のリスクを58%低減した臨床第3相試験の結果に基づく。同適応では米国でも申請している。

 

セルソース、元武田代表取締役の岩崎氏が創薬戦略顧問に就任

セルソースは9月13日、元武田薬品工業代表取締役の岩崎真人氏が創薬戦略顧問に就任したと発表した。岩崎氏は武田のジャパンファーマビジネスユニットプレジデントなどを歴任し、2021年に代表取締役日本管掌に就任。今年6月に退任した。セルソースは「創薬事業のプロフェッショナルである岩崎氏の知見・助言を生かし、エクソソーム医薬品の創出をはじめとする各事業を推進していく」としている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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