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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年7月25日)

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アステラス、ペプチドリームと標的タンパク質分解誘導薬の共同研究・ライセンス契約

アステラス製薬は7月25日、ペプチドリームと標的タンパク質分解誘導薬の創出に向けた共同研究・ライセンス契約を結んだと発表した。ペプチドリームのペプチド創薬プラットフォームを活用し、2つの創薬標的に対する新規タンパク質分解誘導薬の創出を目指す。両社で合意すれば、創薬標的を最大3つ追加できる。アステラスは契約一時金として30億円を支払う。創薬標的ごとにプログラムの進捗に応じて最大206億円の研究・開発・販売マイルストンを支払うとともに、売上高に応じた1桁台のロイヤリティを支払う可能性がある。アステラスは標的タンパク質分解誘導薬を注力分野の1つに掲げている。

 

小野薬品、がん免疫抗体の特許訴訟でアストラゼネカと和解

小野薬品工業は7月25日、抗PD-L1抗体/抗CTLA-4抗体をめぐる特許訴訟で、英アストラゼネカや米メディミューンなどと全世界で全面的に和解する契約を結んだと発表した。小野薬品は米ブリストル・マイヤーズスクイブとともに特許侵害を訴えていた。和解に伴い、小野薬品は総額約1億4000万ドル(約197億円)を受け取る。2024年3月期決算への影響については、同第2四半期決算発表時に公表する予定としている。

 

NBI、乾癬学会と膿疱性乾癬の教育プログラム

日本ベーリンガーインゲルハイムは7月25日、日本乾癬学会とともに、膿疱性乾癬の病態、診断、治療に関する教育プログラムを提供すると発表した。対象は同学会に所属する医療従事者で、8月26日から提供を開始する。プログラムは、セミナーと教育資料(動画、症例写真、イーラーニング)で構成。膿疱性乾癬は非常にまれな疾患で、診断や治療に関する情報の提供は十分でなかった。教育プログラムを通じて疾患に対する理解を深めてもらい、最適な診療につなげる。

 

大塚HD 1~6月期業績予想を上方修正

大塚ホールディングスは7月25日、2023年1~6月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は、売上収益9475億円(従来予想比805億円増)、営業利益1305億円(390億円増)、税引前利益1388億円(470億円増)、最終利益1050億円(350億円増)。抗精神病薬「レキサルティ」などグローバル4製品などが売り上げを伸ばし、円安の影響を除いても計画を上回って推移しているという。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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