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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年2月8日)

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東邦HD、産総研にラボ設立…医療アクセス向上へ共同研究

東邦ホールディングス(HD)と産業技術総合研究所は2月8日、産総研つくばセンター(茨城県つくば市)に連携研究ラボを設立すると発表した。医療提供者のスキルや住む場所に関わらずすべての患者が質の高い医療を受けられる「ユニバーサルメディカルアクセス」の実現に向けた共同研究を行う。共同研究の期間は2026年3月31日まで。東邦HDは共同研究を通じて人材育成も行い、社内の研究開発基盤を強化する。

 

太陽ファルマ、パーキンソニズム治療薬「マドパー」の半量製剤を申請

太陽ホールディングスは2月7日、子会社・太陽ファルマがパーキンソン病・パーキンソン症候群治療薬「マドパー配合錠」(一般名・レボドパ/ベンセラジド塩酸塩)の半量製剤を申請したと発表した。パーキンソン病では、レボドパの投与量と投与期間に依存して運動合併症の出現率が上昇するため、投与量を適切な用量に抑えることが重要とされる。こうした背景から、関係学会が半量製剤の開発を要望し、太陽ファルマが製剤開発を行った。太陽ファルマは2018年10月に中外製薬からマドパーの製造販売承認を承継した。

 

参天 緑内障治療薬「タプコム」を中国で申請

参天製薬は2月8日、緑内障・高眼圧症治療薬「タプコム」(一般名・タフルプロスト/チモロールマレイン酸塩、開発コード・STN1011101)を中国で申請したと発表した。中国の医薬品規制当局、国家医薬品監督管理局は申請を受理した。中国ではタフルプロストの単剤を販売しており、配合剤の追加で製品ポートフォリオを強化する。同薬は2013年に日本で承認されて以降、欧州やアジアなど世界48カ国・地域で販売されている。

 

インテージヘルスケア、広島大とペプチド擬態化合物の共同研究

インテージヘルスケアは2月8日、広島大とAI創薬を活用したペプチド擬態化合物の共同研究を始めたと発表した。ペプチド擬態化合物は、ペプチド医薬と同等の効果を持つ低分子化合物。経口投与が可能で、製造コストが低いといったメリットがある。共同研究では、インテージヘルスケアなどが提供するAI創薬プラットフォームを活用し、化合物を探索・デザインして提供。広島大が化合物の実験評価を行い、新規化合物の取得を目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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