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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年4月7日)

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MeijiSeika、PDE4阻害薬「ME3183」のP2試験を北米で開始

MeijiSeikaファルマは4月7日、自社創製のPDE4阻害薬「ME3183」について、米国とカナダで尋常性乾癬を対象とする臨床第2相(P2)試験を開始したと発表した。試験はプラセボ対照比較試験で、中等度から重度の患者125人を対象に1日1回または1日2回、16週投与した際の有効性と安全性、忍容性を評価する。

 

「リバロ」損害賠償訴訟、興和が知財高裁に控訴

高コレステロール血症治療薬「リバロOD錠」の特許を侵害したとして、製造販売元の興和が同薬の後発医薬品を製造販売する東和薬品に損害賠償を求めた訴訟で、興和は4月7日、知的財産高等裁判所に控訴したと発表した。一審・東京地裁は興和の訴えを退ける判決を出したが、同社はこれを不服とし、「引き続き知的財産権の適切な行使を主張していく」としている。訴訟で同社は東和に対して総額188億117万400円の損害賠償を求めている。

 

インテージとSpaceBD、AIと宇宙実験による創薬支援サービスを開発

インテージヘルスケアは4月7日、宇宙ビジネスを展開するSpaceBD(東京都中央区)と、創薬研究支援サービスの共同研究を開始したと発表した。SpaceBDは宇宙特有の微小重力環境を活用したタンパク質結晶構造解析サービスを提供しており、インテージのAI創薬技術で設計した化合物と疾患関連タンパク質の相互作用を宇宙実験で明らかにする。年内に実験サンプルを打ち上げ、国際宇宙ステーションで実験を行ったあと、地上で最適化計算を行う。宇宙空間では高品質なタンパク質結晶が生成でき、地上では得られない緻密な構造情報を取得できる。両社は、薬物設計で重要視される「弱い分子間力」を考慮した解析が可能になると期待している。

 

決算

久光製薬(2022年2月期、4月7日発表)

売上高1201億9300万円(前期比5.0%増)、営業利益93億3700万円(12.5%減)。経皮吸収型パーキンソン病治療薬「ハルロピテープ」(36億1400万円、204.8%増)などが伸び、医療用医薬品は前期比3.6%増の684億6900万円を売り上げた。一般用医薬品は6.8%増の488億2200万円。薬価改定や販管費の増加で利益は減少した。2023年2月期は、売上高1230億円(2.3%増)、営業利益111億円(18.9%増)を見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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