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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年1月26日)

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IDファーマ、ワクチン・遺伝子治療薬の開発・製造で独メルクと提携

アイロムグループは1月26日、子会社IDファーマが開発中のワクチンや遺伝子治療薬の開発・製造で独メルクと提携すると発表した。ワクチンや遺伝子治療薬に使うウイルスベクターの開発・製造を加速させ、今春の臨床試験開始を目指す新型コロナウイルスワクチンの開発を促進する。IDファーマは、メルクからバイオプロセス開発に関するコンサルティング、技術サポート、プロセス最適化サービスなどを受ける。

 

ファイザー、梅毒治療薬「ステルイズ」発売

ファイザーは1月26日、梅毒治療薬「ステルイズ水性懸濁筋注」(一般名・ベンジルペニシリンベンザチン水和物)を発売したと発表した。同薬は持続性ペニシリン製剤で、早期梅毒に対して単回投与で治療効果が期待できる(後期梅毒には週1回、3回投与)。厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」の検討結果を受け、同省から開発要請を受けた品目。薬価は60万単位1筒3207円、240万単位1筒9273円。

 

日本新薬、米社の筋ジス治療用細胞製品を米国で販売へ

日本新薬は1月25日、米Capricor Therapeuticsと、同社が開発しているデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療薬「CAP-1002」の米国販売で提携したと発表した。承認取得後、日本新薬の米国子会社NSファーマが販売する。同薬はヒト心筋から製造される細胞医療製品。同薬から分泌されるエクソソームによって、酸化ストレスや炎症、線維化を低減するとともに、筋細胞生成の増加を促し、運動機能や心機能を改善すると考えられている。Capricorは現在、米国の複数の医療機関で臨床第3相(P3)試験の準備を進めている。日本新薬は自社開発したDMD治療薬「ビルテプソ」を米国で販売しており、品揃えを強化する。

 

日本新薬 中国・天津に現地法人を設立

日本新薬は1月26日、中国の販売拠点として同国天津市に現地法人を設立したと発表した。同社は昨年9月、北京に開発拠点となる現地法人を設立。販売拠点を設けることで、中国市場での事業拡大を狙う。

 

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