
ファイザー 新型コロナワクチン、5~11歳への接種を申請
ファイザーは11月10日、新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」について、5~11歳の小児に対する接種を日本で申請したと発表した。海外で行った臨床第2/3相(P2/3)試験では、5~11歳に対して成人の3分の1の量を3週間間隔で2回接種したところ、16~25歳の人と同程度の安全性・有効性が確認されており、日本での申請にも同試験のデータを活用した。米国では先月末に5~11歳への緊急使用許可が出され、今月初めから接種が始まっている。
決算
日本新薬(2021年4~9月期、11月10日発表)
売上高715億6800万円(前年同期比23.8%増)、営業利益215億400万円(93.0%増)。骨髄異形成症候群治療薬「ビダーザ」(19.7%増)や肺動脈性肺高血圧症・慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬「ウプトラビ」(13.0%増)などが好調で、同薬の海外販売に伴うロイヤリティー収入も大きく伸びた。22年3月期の業績予想は、従来の売上高1350億円、営業利益280億円を据え置いた。
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