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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年8月18日)

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武田「レベスティブ」発売、国内初の短腸症候群治療薬

武田薬品工業は8月18日、国内初の短腸症候群治療薬「レベスティブ皮下注用」(一般名・テデュグルチド)を発売したと発表した。天然型GLP-2より長く腸管に作用する組換えヒトGLP-2アナログで、天然型と同様の機序を介して作用する。薬価は3.8mg1瓶7万9302円で、ピーク時に60億円の売り上げを見込む。

 

MOLCURE 第三者割増資で8億円調達、日本ケミファなど引き受け

AI創薬のMOLCUREは8月18日、ジャフコグループ、STRIVE、SBIインベストメント、日本郵政キャピタル、GMOベンチャーパートナーズ、日本ケミファを引き受け先とする第三者割当増資で8億円を調達したと発表した。調達した資金を活用し、大手製薬企業との共同研究やグローバル展開を加速させる。

 

協和キリン Zandelisib、リツキシマブ併用のP3試験を開始

協和キリンは8月17日、米MEIファーマと共同開発しているPI3Kδ阻害薬Zandelisib(開発番号・ME-401)について、濾胞性リンパ腫と辺縁帯リンパ腫を対象にリツキシマブとの併用療法を評価する国際共同臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。少なくとも1回以上の前治療歴がある再発・難治性の患者が対象で、日本を含むアジアや欧米などで実施。534症例の登録を予定している。協和キリンは米国以外の全世界でZandelisibの独占的販売権を持っている。現在、単剤療法のP2試験が海外で行われているほか、日本では低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫を対象としたP2試験が行われている。

 

第一三共エスファ、AG3製品の承認を取得

第一三共エスファは8月17日、オーソライズド・ジェネリック(AG)3製品の承認を取得したと発表した。承認されたのは、高血圧・狭心症などの治療薬「アーチスト」、不整脈治療薬「サンリズム」、利尿薬「ダイアート」のAG。いずれも、すでに通常の後発医薬品が販売されている。

 

大塚「レキサルティ」のOD錠が承認

大塚製薬は8月18日、統合失調症治療薬「レキサルティ」(ブレクスピプラゾール)の新剤形となるOD錠の承認を取得したと発表した。OD錠には新用量として0.5mgを追加し、これまで1mgを2日に1回投与していた腎機能障害や肝機能障害のある患者にも、連日投与することが可能になった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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