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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年7月30日)

更新日

 

アストラゼネカのコロナワクチン、公的接種で使用へ

厚生労働省は7月30日、アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン「バキスゼブリア筋注」について、40歳以上を対象に公的接種で使用することを決めた。同日開かれた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会に諮問し、了承を得た。同ワクチンは今年5月に承認を取得していたが、海外で接種後の血栓症が報告されていることを考慮し、公的接種での使用を見合わせていた。

 

武田、ノロウイルスワクチン開発で米投資ファンドと新会社

武田薬品工業は7月30日、米投資ファンドのフレージャー・ヘルスケア・パートナーズと、ノロウイルスワクチンの開発・販売を行う新会社「HilleVax」を設立すると発表した。武田が開発中のノロウイルスワクチン「TAK-214」(HIlleVaxの開発コードは「HIL-214」)の日本を除く世界での開発・販売権を新会社に譲渡。武田は、デング熱ワクチン、ジカウイルスワクチン、パンデミックワクチンに注力する。

 

第一三共 新型コロナワクチン、年内に数千人規模の治験

第一三共は7月30日、開発中の新型コロナウイルス向けmRNAワクチン「DS-5670」について、年内に数千人規模の臨床試験を開始する予定だと明らかにした。実薬を対照群とする非劣性試験を計画。2022年中の申請と承認を目指す。

 

ペプチドリーム、米アルナイラムと提携…ペプチド-siRNA複合体で共同研究

ペプチドリームは7月30日、米アルナイラム・ファーマシューティカルズとペプチド-siRNA複合体の創製・開発に向けた共同研究開発契約を結んだと発表した。肝臓以外の組織にデリバリーするRNAi治療薬の開発を目指す。契約に伴いペプチドリームは、一時金を受け取るとともに、共同研究期間中に研究開発支援金を受領。開発・販売のマイルストンとして最大で総額約22億ドル(約2240億円)を受け取る可能性がある。

 

アステラス、ミトコンドリア細胞医療の研究開発でイスラエル企業と提携

アステラス製薬は7月30日、イスラエルのMinovia Therapeuticsと、ミトコンドリア機能不全に起因する疾患を対象とした細胞医療の研究・開発・商業化で戦略的提携を結んだと発表した。Minoviaの独自技術を使い、健康なミトコンドリアを患者の体内に運び、組織を修復することで、ミトコンドリア機能不全に起因する疾患の治療を目指す。契約に基づき、アステラスは一時金2000万ドルをMinoviaに支払う。加えて、開発と商業化の進捗に応じたマイルストンとして、製品ごとに4億2000万ドルを支払う可能性がある。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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