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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年3月3日)

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富山県、日医工に業務停止命令…品質管理に問題

富山県は3月3日、承認書と異なる方法で医薬品を製造したなどとして、日医工に医薬品医療機器等法に基づく業務停止命令を行ったと発表した。停止の期間は同社富山第一工場(同県滑川市)の製造業務が32日間(3月5日~4月5日)、同社の製造販売業務が24日間(3月5日~28日)。同社によると、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と富山県による立ち入り調査をきっかけに社内調査を行った結果、製造工程の一部に問題があることがわかり、昨年4月から今年1月にかけて75品目を自主回収している。

行政処分を受け、同社は田村友一社長ら役員4人に減俸処分を行った。田村社長は月額報酬を3カ月間、100%減額する。

 

田辺三菱、米国に新たな研究拠点…中枢神経系疾患で標的探索強化

田辺三菱製薬は3月3日、中枢神経疾患領域の創薬標的探索力を強化するため、米国に研究拠点を新設すると発表した。新拠点は、医薬品の研究開発を行う企業など約40社が入居するケンブリッジの施設に開設。創薬シーズの探索や協業機会の獲得を目指す。

 

田辺三菱、新たな中期経営計画を発表

田辺三菱製薬は3月3日、2021年4月~26年3月の5年間の中期経営計画を発表した。中枢神経領域と免疫炎症領域を中心に、プレシジョンメディシンの実現に向けた研究開発に重点的に取り組む。早期診断や服薬支援など、医薬品の周辺領域でソリューションを提供し、米国を中心とした成長を目指す。数値目標は示していないが、親会社の三菱ケミカルホールディングスは先月発表した中計で、ヘルスケア分野の売上高を25年度に5000億円超とする目標を掲げている。

 

アルフレッサ スペシャリティ薬の患者宅配送、パイロット運用開始へ

アルフレッサホールディングスは3月3日、スペシャリティ医薬品を患者宅に配送するサービスのパイロット運用を始めると発表した。関東圏の医療機関が対象で、CSLベーリングの血友病治療薬をヤマトグループの配送網を使って患者宅に届ける。期間は3~6月。パイロット運用の結果をもとに利便性やサービス品質の検証を行った上で、全国に拡大する。

 

帝人 J-TECへのTOB成立

帝人は3月3日、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)への株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。2日までに応募があった2343万株を1株820円で買い付ける。帝人の保有比率は57.7%となり、帝人はJ-TECを連結子会社化する。J-TECは帝人の連結子会社となったあとも上場を維持する。

 

【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】
田辺三菱製薬

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