武田 モデルナの新型コロナワクチン、国内P1/2試験開始
武田薬品工業は1月21日、米モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチン(開発コード・TAK-919)の国内臨床第1/2相(P1/2)試験を開始したと発表した。試験は、健康成人200人を対象に、安全性と免疫原性を検証するプラセボ対照試験。試験期間は来年3月まで。武田は昨年10月、モデルナと同社ワクチンの国内供給で合意しており、承認取得後、5000万回分を供給する。
大正製薬「ルセフィ」小児対象のP3試験開始
大正製薬は1月21日、SGLT2阻害薬「ルセフィ」(一般名・ルセオグリフロジン)について、小児2型糖尿病を対象とする国内P3試験を開始したと発表した。対象は、一定の食事・運動療法で血糖コントロールが不十分な45人の患者。投与開始後12週間でのプラセボに対する安全性・有効性を検証するほか、52週間の長期投与試験を行う。
スズケン、在宅向け医薬品トレーサビリティシステムを開発
スズケンは1月21日、在宅版の医薬品トレーサビリティシステム「myCubixx(マイキュービックス)」を開発したと発表した。医薬品専用保冷ボックス「VIXELL(ビクセル)」と組み合わせることで、輸配送中の温度逸脱・破損リスクを回避。医療機関から患者宅までの医薬品流通をサポートする。
久光「モーラスパップ」皮膚刺激低減の新製剤が承認
久光製薬は1月20日、経皮鎮痛消炎剤「モーラスパップXR」(ケトプロフェン)の新製剤が承認されたと発表した。添加剤の配合を見直し、皮膚刺激を低減した。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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