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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年10月6日)

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中外 ベルギー企業に抗体エンジニアリング技術をライセンス

中外製薬は10月6日、アルジェニクス(ベルギー)に抗体エンジニアリング技術の使用権を供与する非独占的ライセンス契約を結んだと発表した。対象となる技術は、SMART-Ig(リサイクリング/スイーピング抗体技術)とACT-Ig(抗体の血中滞留性の向上技術)。全世界での創薬研究目的での使用権と、両技術を使った抗体医薬品の開発・販売に関するオプション権を供与する。中外は対価として技術使用料を受け取るほか、オプション権が行使された場合、一時金や開発マイルストン、ロイヤリティを受領する。

 

エーザイ 重症コロナに対する産学官共同研究を開始

エーザイは10月6日、国内の複数の研究機関と新型コロナウイルス感染症の重症化を阻止する治療薬開発で共同研究を始めたと発表した。▽研究子会社のカン研究所▽国立国際医療研究センター▽長崎大▽横浜市立大――と、重症化メカニズムの解明を進めるほか、エーザイ創製のTLR4拮抗薬エリトランと、カン研究所創製の抗FKN抗体E6011の薬効を評価。バイオマーカー探索も進める。エリトランは重症患者に対する臨床第3相(P3)試験が米国で行われており、今後、日本を含むグローバルに試験を拡大する予定。

 

東和・沢井 AGA治療薬「ザガーロ」後発品が承認

東和薬品と沢井製薬は10月6日、男性型脱毛症(AGA)治療薬「ザガーロ」(一般名・デュタステリド)の後発医薬品の承認を取得したと発表した。東和は0.1mgカプセルと0.5mgカプセルの両方、沢井は0.5mgカプセルのみ承認を取得。東和は今月13日に発売する。いずれも薬価基準未収載医薬品で、公的医療保険の給付対象外。AGA治療薬は、偽造品や非正規流通品による健康被害が問題視されている。

 

大日本住友「KYNMOBI」米国で発売

大日本住友製薬は10月6日、米国でパーキンソン病治療薬「KYNMOBI」(アポモルヒネ塩酸塩水和物)を先月29日付で発売したと発表した。同剤は米国で初となる舌下投与フィルム製剤。パーキンソン病に伴うオフ症状が出たらすぐに服用でき、速やかに症状を改善する。カナダでも今年6月に承認された。

 

第3期湘南会議 周産期うつ病をテーマに発足

湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)は10月6日、「周産期うつ病」をテーマに第3期湘南会議を発足したと発表した。ヤンセンファーマが単独スポンサーとなり、▽あすか製薬▽田辺三菱製薬▽日本IBM▽アフラック生命保険――など8社が参画する。湘南会議は、未病ビジネスの創出を目指す企業コンソーシアム。第3期では、今月から来年2月にかけて、社会課題の解決に向けた集中討議を行う。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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