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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年6月23日)

更新日

 

ロート製薬 新型コロナに幹細胞治療、8月から治験へ

ロート製薬は6月23日、新型コロナウイルス感染症の重症肺炎を対象に、他家脂肪組織由来幹細胞を使った細胞製剤「ADR-001」の企業治験を計画していると発表した。安全性を評価する探索的試験を今年8月から来年12月にかけて行う計画。ADR-001は原材料の調達から生産までを国内で行う製剤で、現在、非代償性肝硬変を対象に塩野義製薬と臨床第1/2相試験を行っている。

 

カネカ 新型コロナ抗体、21年度中の臨床試験開始目指す

カネカは6月22日、国立感染症研究所と共同で進めている新型コロナウイルス治療用抗体の開発について、製薬企業と共同で2021年度中の臨床試験開始を目指していることを明らかにした。開発計画が日本医療研究開発機構(AMED)の事業に採択されたことを受け、開発を加速する。

 

アルフレッサ 遺伝子治療研究所と資本提携

アルフレッサホールディングス(HD)は6月23日、子会社のアルフレッサが遺伝子治療研究所(神奈川県川崎市)と資本提携したと発表した。遺伝子治療研究所は、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを使った難病向け遺伝子治療を開発。アルフレッサは資本提携を通じ、AAVベクターの製品化を支援するほか、自社の再生医療流通ステーションを活用したAAVベクターの輸送方法を構築し、流通を支援する。

 

エイツーヘルスケア、全ゲノム解析を含む医薬品開発サービスの提供を開始

伊藤忠商事は6月23日、CRO子会社のエイツーヘルスケアが、ゲノム解析事業を手掛けるアイラック(茨城県つくば市)と共同で全ゲノム解析を含む医薬品開発サービスの提供を開始したと発表した。エイツーヘルスケアが製薬企業から受託した臨床試験の中で、取得した被験者の全ゲノム情報を解析。通常の臨床試験結果に追加してゲノム情報を提供することで、医薬品の開発効率化と情報価値向上を目指す。伊藤忠は今年1月にアイラックと資本業務提携し、共同でゲノム関連事業の拡大を目指している。

 

ノーベルファーマ 小児の入眠改善薬「メラトベル」発売

ノーベルファーマは6月23日、メラトニン受容体作動性入眠改善薬「メラトベル」(一般名・メラトニン)を発売したと発表した。適応は「小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善」。神経発達症のうち、自閉スペクトラム症では50~80%、ADHDでは25~50%の割合で睡眠障害が併存すると言われている。薬価は02%1g207.80円で、ピーク時に11億円の売り上げを見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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