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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年2月20日)

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国内初「シアリス」後発品、沢井などが承認取得

沢井製薬は2月20日、勃起不全治療薬「シアリス」の後発医薬品「タダラフィル錠10mgCI/20mgCI『サワイ』」が19日付で承認されたと発表した。シアリスの後発品は国内初。医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページによると、沢井のほかクラシエ薬品(製造販売元・シオノケミカル)とあすか製薬(同・大興製薬)も承認を取得した。

 

アステラスのPadcev、キイトルーダ併用でブレークスルー指定

アステラス製薬は2月20日、抗ネクチン4 ADC「Padcev」(エンホルツマブ ベドチン)について、尿路上皮がんに対する免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)との併用療法が米国でブレークスルーセラピーに指定されたと発表した。同薬は米シアトル・ジェネティクスと共同で開発しており、昨年12月に米国で転移性尿路上皮がんの適応で承認。日本と欧州では同適応で臨床第3相(P3)試験を行っている。

 

協和キリン「ジーラスタ」自動投与デバイスの臨床試験を開始

協和キリンは2月20日、持続型G-CSF製剤「ジーラスタ」(一般名・ペグフィルグラスチム)の自動デバイスの臨床試験を国内で開始したと発表した。同薬は2014年、がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制の適応で発売。従来の皮下注製剤は、化学療法の翌日以降に医療機関で投与する必要があったが、自動デバイスを使えばジーラスタを投与するために通院する必要がなくなる。

 

今年発売のブロックバスター候補「エンハーツ」など11品目…米調査会社

科学情報サービスの米クラリベイト・アナリティクスは、今年発売が見込まれる新薬のうち、ブロックバスター化が予想される11の医薬品を発表した。第一三共の抗HER2 ADC「エンハーツ」などで、いずれも2024年までに年間売上高が10億ドルに達するとみている。クラリベイトが選んだブロックバスター候補は次の通り。

▽rimegepant(米バイオヘブン)片頭痛▽オファツムマブ皮下注(スイス・ノバルティス)多発性硬化症▽オザニモド(米ブリストル)多発性硬化症▽バダデュスタット(米アケビア)腎性貧血▽「Valrox」(米バイオマリン)血友病A▽filgotinib(米ギリアド)関節リウマチ▽「Rybelsus」(デンマーク・ノボ)2型糖尿病▽inclisiran(ノバルティス)高コレステロール血症▽sacituzumab govitecan(米イムノメディクス)転移性トリプルネガティブ乳がん▽「エンハーツ」(第一三共)HER2陽性乳がん▽「Liso-cel」(ブリストル)大細胞型B細胞リンパ腫――。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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