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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年9月2日)

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アステラス、がん領域で理研の人工アジュバントベクター細胞技術を導入

アステラス製薬は9月2日、理化学研究所の人工アジュバントベクター細胞(aAVC)技術について、がん領域を対象に全世界での独占的ライセンス契約を結んだと発表した。アステラスは、特定のがん抗原を対象にaAVC技術を活用した細胞製剤を研究開発・商業化する権利を取得。理研に契約一時金10億円を支払うほか、マイルストンと売り上げに応じたロイヤリティを支払う可能性がある。

aAVCはヒト細胞に糖脂質とがん抗原を搭載した改変ヒト細胞で、自然免疫と獲得免疫の両方を活性化する。アステラスは現在、aAVC製剤の「ASP7517」について、急性骨髄性白血病と骨髄異形成症候群を対象に臨床第1/2相(P1/2)試験を行っている。

 

JT ギリアドに抗HIV薬を承継…12月1日付で

日本たばこ産業(JT)は9月2日、抗HIV薬6品目の製造販売承認を今年12月1日付でギリアド・サイエンシズに承継すると発表した。米ギリアドとの開発・販売提携を今年1月に解消したのに伴うもので、現在、JT子会社の鳥居薬品が行っている流通も12月1日以降はギリアドが自ら行う。

 

帝人ファーマ 「医薬」「在宅」2事業本部を「営業」「研究開発」の機能本部に再編

帝人ファーマは9月2日、10月1日付で医薬品事業と在宅医療事業の組織を再編すると発表した。これまでの「医薬事業本部」「在宅医療事業本部」の2事業本部制から、「営業本部」「研究開発技術本部」の機能本部制に移行。子会社・帝人在宅医療は、従来から行っている在宅医療機器の営業・サービスに加え、医薬品の情報提供活動も行う。地域包括ケアシステムの進展を見据え、地域医療圏で保険外の領域も含めた包括的なサービスの提供を目指す。

 

MeijiSeikaファルマ、モサプリドをMeファルマに販売移管

Meiji Seikaファルマは9月2日、消化管運動機能薬モサプリド(先発品名・ガスモチン)の販売を子会社のMeファルマに移管すると発表した。移管時期は2020年1月以降を予定する。

 

ノバルティス「ジカディア」の錠剤が承認

ノバルティスファーマは9月2日、ALK阻害薬の非小細胞肺がん治療薬「ジカディア」(一般名・セリチニブ)の錠剤(150mg錠)の承認を取得したと発表した。承認は8月21日付。従来のカプセル剤と同量の有効成分を含有しながら小型化し、服用しやすくした。

 

日医工、松戸市と医療費適正化で連携協定

日医工は8月30日、千葉県松戸市と医療費適正化に関する包括的連携協定を結んだと発表した。日医工は、特に「後発医薬品の啓発・使用促進」や「市民向けの健康講座」で支援を提案していくという。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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