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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年6月14日)

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中外、三菱倉庫に物流業務を委託

中外製薬は6月14日、医薬品の物流業務を三菱倉庫に委託すると発表した。三菱倉庫が運営する物流センターは2021年1月に稼働する予定。中外の物流子会社・中外物流は、三菱倉庫の物流センター稼働後に解散する。

 

沢井、米子会社が片頭痛薬の販売権を獲得

沢井製薬は6月14日、米国子会社アップシャー・スミス・ラボラトリーズが、片頭痛治療薬「Tosymra」「ZembraceSymtouch」(いずれも一般名はスマトリプタン)の米国での販売権をインドのドクターレディース・ラボラトリーズから取得する契約を結んだと発表した。Tosymraは点鼻液、ZembraceSymtouchは注射剤。沢井は契約に基づいてドクターレディースに契約一時金とマイルストン、ロイヤリティを支払う。

 

コーアイセイ 価格カルテルで役員報酬減額

後発医薬品の販売で価格カルテルを結んだとして、公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令を受けたコーアイセイは6月14日、役員5人の報酬を減額するとともに、社内規定に基づいて関係者を処分すると発表した。代表取締役2人は年間報酬の15%(1カ月)、取締役は同5%(同)を減額する。あわせて、同業者との接触ルールを厳格化するなどの再発防止策を発表した。

 

キョーリン 、ナゾネックスAG「3月以内に発売」…東興薬品の後発品はファイザーが発売

キョーリン製薬ホールディングスは6月14日、アレルギー性鼻炎治療薬「ナゾネックス」(一般名・モメタゾン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)について、3カ月以内に発売する予定だと発表した。製造販売承認を取得した子会社・キョーリンリメディオで販売体制の整備を進めているという。一方、ファイザーは同日、東興薬品工業が承認を取得した「モメタゾン点鼻液『MYL』」をAGに先行して発売した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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