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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年2月4日)

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エーザイ AD治療薬「BAN2401」、P3試験を18年度中に開始

エーザイは2月4日、米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病治療薬「BAN2401」について、早期アルツハイマー病を対象とした臨床第3相(P3)試験を2018年度中に開始する方針を明らかにした。昨年7月に発表したP2試験結果をもとに日米欧の規制当局と協議したところ、P3試験1本で承認要件を満たすことを確認したという。P3試験と並行して、早期の承認取得に向けた当局との協議を続ける。

 

田辺三菱 生産子会社をニプロファーマに売却

田辺三菱製薬は2月4日、生産子会社・田辺製薬吉城工場(岐阜県飛騨市)をニプロファーマに譲渡すると発表した。譲渡は4月1日付で、譲渡額は非開示。現在、同工場で製造している田辺三菱製品は、譲渡後も製造を委託する。

 

帝人ファーマ 新社長に渡辺・ヘルスケア新事業部門長

帝人は2月4日、子会社・帝人ファーマの新社長に渡辺一郎・帝人グループ執行役員ヘルスケア新事業部門長を充てる人事を発表した。就任は4月1日付。鍋島昭久社長は退任する。

渡辺氏は1985年に武蔵野大経済学部を卒業し、帝人に入社。帝人ファーマ医薬営業部門長などを経て、16年4月から帝人グループ執行役員。静岡県出身。57歳。

 

共創未来ファーマ 富士フイルムファーマから後発品27成分を承継・移管

共創未来ファーマは2月1日、富士フイルムファーマから後発医薬品27成分56品目を承継・販売移管したと発表した。富士フイルムファーマが今年3月末で解散することに伴うもの。対象製品のうち、14成分33品目は製造販売承認を承継し、残り13成分23品目は販売権の移管を受けた。

 

米メルク 5%増収、キイトルーダは72億ドルで88%増―18年12月期

米メルクが2月1日発表した2018年12月期業績は、売上高429億9400万ドル(前期比5%増)、純利益62億2200万ドル(160%増)となった。

免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」は71億7100万ドルで前期比88%増。糖尿病治療薬「ジャヌビア/JANUMET」は59億1400億ドルと前期から横ばいで、HPVワクチン「ガーダシル/ガーダシル9」は31億5100万ドル(37%増)と伸びた。

19年12月期は431~447億ドルの売上高を見込んでいる。

 

デンマーク・ノボ 売上高は横ばい、レベミル落ち込み―18年12月期

デンマークのノボ・ノルディスクが2月1日発表した2018年12月期業績は、売上高1118億3100万デンマーククローネ(前期比0%増)、純利益386億2800万デンマーククローネ(1%増)となった。

GLP-1受容体作動薬「ビクトーザ」(243億3300万デンマーククローネ、5%増)が伸びたものの、インスリン製剤「レベミル」(111億9500万デンマーククローネ、21%減)や同「ノボラピッド」(187億6300万デンマーククローネ、6%減)の売り上げ減が響いた。

19年12月期は、為替の影響を除いて2~5%の増収を予想している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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