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非代償性肝硬変治療薬「エプクルーサ」や減酒薬「セリンクロ」など新薬を承認―2月薬価収載へ|DailyTopics

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厚生労働省は1月8日、ギリアド・サイエンシズの肝炎治療薬「エプクルーサ」や大塚製薬のアルコール依存症治療薬「セリンクロ」など新薬の製造販売を承認した。2月に薬価収載される見通し。

 

承認されたのは、
▽肝炎治療薬「エプクルーサ」(ソホスブビル/ベルパタスビル、ギリアド・サイエンシズ)
▽アルコール依存症治療薬「セリンクロ」(ナルメフェン、大塚製薬)
▽抗がん剤「ビジンプロ」(ダコミチニブ、ファイザー)
▽抗がん剤「ビラフトビ」(エンコラフェニブ、小野薬品工業)
▽抗がん剤「メクトビ」(ビニメチニブ、小野薬品工業)
▽抗がん剤「レルミナ」(レルゴリクス、武田薬品工業)
▽高血圧症治療薬「ミネブロ」(エサキセレノン、第一三共)
▽末梢神経障害性疼痛治療薬「タリージェ」(ミロガバリン、第一三共)
▽骨粗鬆症治療薬「イベニティ」(ロモソズマブ、アステラス・アムジェン・バイオファーマ)
など。

 

エプクルーサは国内初の非代償性肝硬変を伴うC型肝炎に対する治療薬。セリンクロは飲酒量を減らす効果を持っている。

 

ビジンプロはEGFRチロシンキナーゼ阻害薬で、適応はEGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん。ゲフィチニブ(製品名・イレッサ)と直接比較した臨床第3相試験で、無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)を延長した。

 

BRAF阻害薬ビラフトビとMEK阻害薬メクトビは、BRAF遺伝子変異のある悪性黒色腫に併用して使う。レルミナはゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体拮抗薬。販売はライセンス先のあすか製薬が行う。

 

ミネブロはミネラルコルチコイド受容体ブロッカーと呼ばれる新規作用機序の高血圧症治療薬。イベニティは抗スクレロスチン抗体で、骨形成促進と骨吸収抑制の両面から骨折を予防する。

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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