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田辺三菱、12月に「田辺ファーマ」に社名変更…ベインへの売却完了/ビーワン・メディシンズ、がん免疫療法薬「テビムブラ」発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年7月1日)

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AnswersNews編集部

 

田辺三菱、12月1日に「田辺ファーマ」に社名変更…ベインへの売却完了

田辺三菱製薬は7月1日、三菱ケミカルグループから米ベインキャピタルに田辺三菱の全株式が譲渡されたと発表した。同社は同日開催の取締役会で12月1日に社名を「田辺ファーマ」に変更することを決めた。国内外のグループ12社も順次、社名を変更する。田辺三菱は「ベインキャピタルの一員になることを通じ、持続的な成長とグローバル展開を加速させるとともに、研究開発力の強化、外部連携の推進、新たな価値創造に取り組んでいく」としている。

 

ビーワン・メディシンズ、がん免疫療法薬「テビムブラ」発売

ビーワン・メディシンズ(旧BeiGene Japan)は7月1日、がん免疫療法薬の抗PD-1抗体「テビムブラ点滴静注」(一般名・チスレリズマブ)を発売したと発表した。適応は、根治切除不能な進行・再発の食道がん。国内9剤目の免疫チェックポイント阻害薬で、PD-1/PDL-1を標的とするものとしては7剤目となる。薬価は、100mg10mL1瓶21万4498円。ピーク時に406億円の販売を見込む。

 

BeiGene、社名を「ビーワン・メディシンズ」に変更

BeiGene Japanは7月1日、同日付で社名を「ビーワン・メディシンズ」に変更したと発表した。グローバルでは昨年11月に社名変更を発表。今年4月には法人登記をケイマン諸島からスイスに移した。

 

日本新薬、ボストン小児病院と希少疾患治療薬開発で提携

日本新薬は7月1日、米国のボストン小児病院と希少疾患に対する治療薬の開発に向けた戦略的提携契約を結んだと発表した。日本新薬が注力する疾患に対して、同病院の研究員から治療薬創製につながる研究テーマを募集。両者でテーマを選定し、共同研究を進める。

 

武田薬品、液状免疫グロブリン製剤「GAMMAGARD LIQUID ERC」米国承認

武田薬品工業は7月1日、液状人免疫グロブリン製剤「GAMMAGARD LIQUID ERC」が米国で承認されたと発表した。適応は「2歳以上の原発性免疫不全症患者に対する補充療法」。2026年の発売を予定している。液状製剤のため溶解操作が不要で、静脈注射または皮下注射が可能。既存の溶解操作不要な液状人免疫グロブリン製剤の中で最もIgA含有量が少ない。これまで低IgA含量製剤のニーズに応えてきた静注用人免疫グロブリン製剤「GAMMAGARD S/D」の製造は2027年12月末までに終了する。

 

佐藤製薬、オメプラゾールのスイッチOTCを8月発売

佐藤製薬は7月1日、PPIオメプラゾールのスイッチOTC「オメプラールS」を8月5日に発売すると発表した。要指導医薬品で、効能・効果は「胃痛、胸やけ、もたれ」。PPIのスイッチOTCは6月2日に発売された「パリエットS」(ラベプラゾールナトリウム、エーザイ)に続いて2剤目。

 

キッセイ「タバリス」導出先が韓国で発売

キッセイ薬品工業は7月1日、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬「タバリス」(ホスタマチニブ)について、導出先の韓国JWファーマシューティカルが現地で発売したと発表した。同薬は、経口投与可能な脾臓チロシンキナーゼ阻害薬。キッセイは米ライジェルファーマシューティカルズから日本、中国、韓国、台湾の権利を取得し、日本では2023年4月に発売した。台湾では今年1月、田辺三菱製薬の現地子会社に導出した。

 

チェプラファーム「ハイドレア」承継完了

チェプラファームは7月1日、クリニジェンから抗がん剤「ハイドレアカプセル」の製造販売承認の承継が完了したと発表した。流通移管は7月7日。これにより、2023年4月の日本法人設立以来、チェプラファームが承継した医療用医薬品は累計13製品34品目となった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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