
第一三共、27年秋に本社移転…東京・日本橋の再開発地区に
第一三共は5月28日、2027年秋ごろに本社を移転すると発表した。移転先は東京・日本橋1丁目の再開発地区。オフィスの機能性を高め、社内外のコミュニケーション促進と生産性向上を図る。現本社ビル内にある「くすりミュージアム」も新本社近隣に移転する予定。移転先となる再開発地区では、オフィスやホテル、商業施設などが入る地上52階建てのビルなどの建設が進められている。
扶桑薬品、特許訴訟賠償命令で特損計上…25年3月期決算を訂正
扶桑薬品工業は5月28日、2025年3月期決算を訂正したと発表した。27日にそう痒症改善薬「レミッチOD錠」をめぐる特許訴訟の控訴審で損害賠償を命じる判決が出されたことを受け、87億4400万円を訴訟関連損失引当金として特別損失に計上。最終利益は32億8800万円の赤字(前期は13億7700万円の黒字)となった。同社は「判決は遺憾で、到底承服できない。上告の準備を進める」としている。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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