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田辺三菱、パーキンソン病薬「ND0612」欧州で申請受理/塩野義「フェトロージャ」韓国で承認 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年2月21日)

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AnswersNews編集部

 

田辺三菱、パーキンソン病薬「ND0612」欧州で申請受理

田辺三菱製薬は2月21日、パーキンソン病治療薬「ND0612」の承認申請をEMA(欧州医薬品庁)が受理したと発表した。液剤化したレボドパとカルビドパを、注入ポンプを使って24時間持続皮下投与することで、薬が効きすぎて生じる不随意運動(ジスキネジア)や効き目が切れるウェアリング・オフを抑える。2017年に買収したニューロダーム(イスラエル)が開発した。米国では昨年、承認が見送られており、田辺三菱は再申請を目指している。

 

塩野義「フェトロージャ」韓国で承認

塩野義製薬は2月21日、グラム陰性菌感染症治療薬「フェトロージャ」(一般名・注射用セフィデロコルトシル酸塩硫酸塩水和物)が韓国で承認されたと発表した。自社創製のシデロフォアセファロスポリン系抗菌薬。現在、米国、日本、欧州など26の国・地域で販売されている。

 

ファンペップ、アレルギーワクチンの臨床試験開始へ

ファンペップは2月21日、花粉症を対象に開発中のアレルギーワクチン「FPP004X」の臨床第1相(P1)試験を始めると発表した。FPP004Xは、体内でIgEに対する抗体の産生を誘導する抗体誘導ペプチド。塩野義製薬とオプション契約を結んでおり、塩野義はFPP004Xを全世界で全疾患を対象に研究開発・商業化する権利に関するオプション権を保有している。

 

サノフィ、多発性骨髄腫治療薬「サークリサ」未治療患者にも使用可能に

サノフィは2月20日、多発性骨髄腫治療薬の抗CD38抗体「サークリサ点滴静注」(イサツキシマブ)について、ファーストラインへの適応拡大が承認されたと発表した。未治療患者に対するボルテゾミブ・レナリドミド・デキサメタゾン併用療法に追加される。これまでは、再発・難治性の患者が対象だった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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