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杏林、独バイエルから睡眠時無呼吸症候群治療薬を導入/コスタイベ、欧州で承認勧告 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2024年12月16日)

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AnswersNews編集部

 

杏林、独バイエルから睡眠時無呼吸症候群治療薬導入…全世界の権利取得

杏林製薬は12月16日、独バイエルと、同社が開発中の閉塞性睡眠時無呼吸治療薬「BAY2925976」のライセンス契約を締結したと発表した。杏林は、同薬とそのバックアップ化合物を全世界で独占的に製造、開発、販売する権利を取得。契約一時金1500万ユーロ(約24億円)とマイルストンペイメント最大7000万ユーロ(約113億円)を支払うほか、売上高に対するロイヤリティと販売マイルストンを支払う。同薬は、ADRA2C拮抗作用によって中枢性に上気道虚脱を軽減し、無呼吸・低呼吸を改善する薬剤。バイエルが行った臨床第1相(P1)試験は終了している。

 

MeijiSeikaファルマ「コスタイベ」欧州で承認勧告

MeijiSeikaファルマは12月16日、新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ」について、EMA(欧州医薬品庁)の医薬品委員会が、18歳以上の成人の初回免疫と追加免疫を対象に承認勧告を採択したと発表した。今後、欧州委員会が勧告に基づいて最終的な承認を決定する。コスタイベはレプリコンワクチン。日本では10月に始まった定期接種で使用されている。

 

ノボ、大阪に物流センター新設

ノボノルディスクファーマは12月16日、大阪府茨木市に物流センターを新設したと発表した。来年2月25日に稼働を開始する。同社はこれまで、埼玉の物流施設から全国に医薬品を輸送していた。大阪物流センターは東海、北陸、近畿、中国四国、九州、沖縄をカバーし、これらの地域への輸送時間は従来から1日短くなる。

 

第一三共、研究開発本部長に阿部氏…急死の我妻氏の後任

第一三共は12月16日、1月1日付で研究開発本部長兼研究統括部長に執行役員の阿部有生氏が就任すると発表した。今月5日に死去した我妻利紀氏の後任。阿部氏は現在、研究統括部研究イノベーション企画部長を務めている。

 

持田「エパデール」韓国販売で現地企業と契約

持田製薬は12月16日、韓国のKuhnil PharmとEPA製剤「エパデール」(一般名・イコサペント酸エチル)の販売契約を結んだと発表した。持田は同薬を韓国で開発・販売するための独占的権利をKuhnilに許諾する。持田は同薬について、東南アジアや中国、米国などで提携を活用したグローバル展開を進めている。

 

DWTIと第一工業製薬、ドライアイ治療薬創製へ共同研究

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)と第一工業製薬は12月16日、ドライアイ治療薬創製に向けた共同研究を行うと発表した。第一工業製薬が化合物の合成を、DWTIが薬効薬理試験などを担当し、ドライアイ治療薬としての可能性を検証する。技術的成果や知的財産権は共有し、共同研究終了後も協業する可能性がある。

 

J-TEC、インド企業と提携…研究用ヒト培養組織を現地で販売

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は12月16日、インドのシベン・バイオテックと販売代理店契約を結んだと発表した。同社を通じて、研究用ヒト培養組織「ラボサイト」をインドで販売する。ラボサイトは動物実験に代わって化粧品・医薬品の皮膚や角膜への影響を確認する試験に使用できる製品。インドでは動物実験代替製品の市場が急速に拡大しており、今後も高成長が見込まれるという。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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