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参天、米社から翼状片治療薬のマルチキナーゼ阻害薬を導入|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2024年8月6日)

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AnswersNews編集部

 

参天、米社から翼状片治療薬のマルチキナーゼ阻害薬を導入

参天製薬は8月6日、米クラウドブレイク・ファーマが翼状片治療薬として開発しているマルチキナーゼ阻害薬「CBT-001」に関するライセンス契約を同社と結んだと発表した。クラウドブレイクは、日本、韓国、東南アジア諸国で同薬を開発・製造・販売する権利を参天に許諾する。同薬はニンテダニブを有効成分とする乳化点眼薬。ニンテダニブはVEGF受容体などに作用して血管新生と線維化を抑制する。現在、クラウドブレイクは米国や中国などで国際共同臨床第3相(P3)試験を行っている。翼状片は結膜から発生して角膜表面に進展する非悪性腫瘍。眼の充血、刺激、疼痛、異物感といった症状を引き起こす。同疾患を適応とする治療薬は存在せず、重症化してから手術で切除するのが一般的。国内には400万人前後の患者がいると推定されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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