EMS大手のシークス、バイオCDMOに参入…Renzoku Biologicsを子会社化
EMS(電子機器受託製造)大手のシークスは3月8日、バイオ医薬品のCDMO事業を行うRenzoku Biologics(東京都千代田区)を子会社化すると発表した。Renzokuが行う第三者割当増資で23億7500万円を引き受け、発行済み株式の96%を保有する。シークスは出資を通じて抗体医薬の完全連続生産技術の社会実装を支援し、同技術を基盤として新たにバイオ医薬品CDMO事業に取り組む。EMS事業で培ったデジタルを活用したオペレーションマネジメントや自動化・省人化技術をバイオ医薬品の連続生産に応用する。
ノバルティス「ゾレア」ペン製剤が承認
ノバルティスファーマは3月8日、抗IgE抗体「ゾレア」(一般名・オマリズマブ)のペン製剤の承認を取得したと発表した。用量は75mg、150mg、300mg。300mgは今回新たに追加となった用量で、1回の投与量が300mg以上必要な患者の投与本数を減らすことで負担軽減を図る。