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第一三共、抗TROP2 ADCを米国で申請/協和キリン、高リン血症薬「フォゼベル」20日発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年2月19日)

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第一三共、抗TROP2 ADCを米国で申請…非小細胞肺がん対象に

第一三共は2月19日、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)ダトポタマブ デルクステカンを米国で申請し、FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。適応は、局所進行または転移性非扁平上皮非小細胞肺がんの2次/3次治療。審査終了目標日は今年12月20日に設定された。申請は、Actionable遺伝子変異の有無を問わず、前治療歴のある局所進行または転移性非小細胞肺がん患者を対象に行った臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。同試験では、ドセタキセルとの比較で主要評価項目の1つである無増悪生存期間を統計学的に有意に延長した。

 

協和キリン、高リン血症治療薬「フォゼベル」20日に発売

協和キリンは2月19日、高リン血症治療薬「フォゼベル錠」(一般名・テナパノル塩酸塩)を20日に発売すると発表した。ナトリウムイオン/プロトン交換輸送体3を阻害することで細胞間隙のリン透過性を低下させる薬剤で、協和キリンは2017年に創製元の米アーデリックスから国内の開発・販売権を取得した。薬価は5mg1錠234.10円、10mg1錠345.80円、20mg1錠510.90円、30mg1錠641.80円。ピーク時に193億円の売り上げを見込む。

 

小野薬品 米社と研究提携、AIで新規治療標的探索

小野薬品工業は2月19日、米InveniAIと新規治療標的の探索を目的とした研究契約を結んだと発表した。小野薬品が指定する複数の疾患について、InveniAIが自社のAI創薬プラットフォームを使って治療標的を同定し、最適化に向けた創薬仮説を提案。小野薬品は提案された仮説を確認するための実証実験を行う。同社は提携を通じて創製した医薬品候補を全世界で開発・商業化する独占的権利を保有する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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