第一三共、FLT3阻害薬「ヴァンフリタ」が米国で承認
第一三共は7月21日、FLT3阻害薬「VANFLYTA」(一般名・キザルチニブ、国内製品名・ヴァンフリタ)が米国で承認を取得したと発表した。適応は、「FLT3-ITD変異を有する急性骨髄性白血病(AML)の1次治療」。国内では2019年に再発・難治性の患者を対象に承認され、今年5月に1次治療に適応拡大。欧州でも1次治療の適応で申請している。
あすか、レルゴリクス配合剤の国内P1/2試験を開始
あすか製薬は7月20日、武田薬品工業から導入したレルゴリクス配合剤(レルゴリクス/エストラジオール/酢酸ノルエチンドロン、開発コード・AKP-022)について、国内で臨床第1/2相(P1/2)試験を開始したと発表した。試験は健康な閉経前の成人女性を対象に実施し、薬物動態や薬力学的作用、安全性を検討する。予定適応症は子宮筋腫。配合剤はレルゴリクス単剤でみられる骨量低下の副作用を抑制し、長期の治療を可能にすると期待される。単剤については「レルミナ」の製品名で子宮筋腫・子宮内膜症治療薬として販売している。