
アステラス 抗Claudin18.2抗体ゾルベツキシマブ、米国で申請
アステラス製薬は7月6日、抗Claudin18.2抗体ゾルベツキシマブについて、米国で申請を行い、米FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。適応は「Claudin18.2陽性、HER2陰性の切除不能な局所進行性または転移性胃腺がんおよび食道胃接合部腺がん」。米国では優先審査の指定を受けており、審査終了目標日は来年1月12日に設定された。日本でも先月申請を済ませている。
ADDPとIQVIA、ゲノム創薬支援で協業検討
Axcelead Drug Discovery Partners(神奈川県藤沢市)は7月6日、IQVIAソリューションズジャパンとゲノム創薬支援に関する協業の検討を始めたと発表した。IQVIAが保有する遺伝子データベース「IQVIA Genome Wide Study Platform」を活用して遺伝子を解析し、創薬標的やバイオマーカー、対象疾患候補を探索。新規候補が見つかれば、IQVIAによる追加調査と臨床サンプルを用いた検証を行い、ゲノム創薬支援サービスの可能性を検討する。
ゼリア創製の「アコファイド」Meijiがタイで承認取得
ゼリア新薬工業は7月6日、自社創製の機能性ディスペプシア治療薬「Acofide Tablets」(一般名・アコチアミド塩酸塩水和物、国内製品名・アコファイド)について、MeijiSeikaファルマのタイ子会社が同国で承認を取得したと発表した。ゼリアとMeijiは2019年にタイとインドネシアでの同薬の開発・販売に関する契約を結んでおり、両国でMeijiが開発を進めてきた。ゼリアは今後、Meijiを通じて同社タイ子会社に製品を供給するとともに、情報提供を支援する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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