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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年4月17日)

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DNPとシミックHD、ヘルスケア領域で戦略提携…シミックCMOを合弁化

大日本印刷(DNP)とシミックホールディングス(HD)は4月17日、メディカルヘルスケア分野で戦略的事業提携の基本合意書を結んだと発表した。DNPはシミックHD傘下のCDMO・シミックCMOの株式の50.1%を取得し、同社を合弁会社とする。合弁会社の事業開始日は今年6月を予定。DNPのパッケージ技術とシミックの製剤開発技術を組み合わせて付加価値型医薬品の開発を進めるとともに、原薬から製剤の製造までを一貫で行う体制の確立を目指す。両社は臨床開発・治験施設支援事業などでも協業の可能性を検討するほか、ヘルスケアエコシステム構築に向けた取り組みも行っていくとしている。

 

ブリストル CAR-T細胞療法「アベクマ」適応拡大を申請

ブリストル・マイヤーズスクイブは4月17日、BCMAを標的とするCAR-T細胞療法「アベクマ」(一般名・イデカブタゲン ビクルユーセル)の適応拡大を申請したと発表した。申請した適応は「免疫抑制剤、プロテアソーム阻害薬、抗CD38抗体を含む2つ以上の前治療歴を有する再発・難治性の多発性骨髄腫」。申請は2~4レジメンの治療歴のある患者を対象に行った国際共同臨床第3相(P3)試験の中間解析結果に基づく。アベクマは国内で昨年1月に「3つ以上の前治療歴を有する再発・難治性の多発性骨髄腫」の適応で承認を取得。今回の適応拡大が承認されれば、より早期での使用が可能になる。

 

田辺三菱「ラジカット」経口懸濁液を発売

田辺三菱製薬は4月17日、筋萎縮性側索硬化症治療薬「ラジカット内用懸濁液」(エダラボン)を発売したと発表した。エダラボンの1日1回投与の経口薬。従来の点滴静注製剤に比べ、通院・入院などの負担を軽減できると期待される。薬価は35mLボトル9万6316.50円、50mLボトル13万7595.00円。ピーク時に55億円の売り上げを予測する。

 

住友ファーマとVeneno、機能性ペプチド創薬で共同研究

Venenoテクノロジーズ(茨城県つくば市)は4月17日、住友ファーマと共同研究契約を結んだと発表した。住友ファーマが標的とするイオンチャネルに対し、Veneno独自の次世代ペプチド探索技術を使って機能性ペプチドのジスルフィドリッチペプチド(DRP)を取得する。DRPは分子内に3つのジスルフィド結合を持つ、20~60アミノ酸残基程度のペプチドの総称。高活性・高選択性を持つことから、新たな創薬基盤分子として注目されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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