
アステラス「パドセブ」を中国で申請
アステラス製薬は3月10日、抗ネクチン-4抗体薬物複合体(ADC)エンホルツマブ ベドチン(製品名・パドセブ)について、中国で承認申請を行い、当局に受理されたと発表した。申請した適応は「PD-1/PD-L1阻害剤および白金製剤を含む化学療法による治療歴のある局所進行性・転移性尿路上皮がん」。申請は、ヒストリカルコントロールを対照群として中国人患者を対象に行った臨床第2相(P2)試験の結果に基づく。同試験は国際共同治験のブリッジング試験として行われた。
オリヅルとADDP、iPS関連創薬支援サービスで協業
オリヅルセラピューティクス(京都市)とAxcelead Drug Discovery Partners(ADDP、神奈川県藤沢市)は3月10日、iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業すると発表した。iPS細胞をさまざまな細胞に分化誘導する熟練研究者を擁するオリヅルと、分化誘導されたiPS細胞を使った表現型スクリーニング、薬効、安全性評価などを手掛けるADDPが協力し、臨床外挿性が期待されるヒトiPS細胞を使った創薬支援サービスを提供する。両社は湘南ヘルスイノベーションパークに拠点を置いており、オリヅルの研究者がADDPの研究施設で作業を行うことで、シームレスな創薬支援を行うことができるとしている。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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