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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年3月9日)

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協和キリン、AD治療薬「KHK6640」をイムナスに譲渡…ライセンス契約を終了

オンコセラピー・サイエンスは3月9日、子会社イムナス・ファーマ(神奈川県川崎市)が協和キリンと結んでいる抗アミロイドβ(Aβ)ペプチド抗体「KHK6640」に関するライセンス契約を終了すると発表した。イムナスはKHK6640に関する特許権を協和キリンから譲り受ける。同薬は、イムナスが樹立したAβ凝集体に選択的に結合する抗体をもとに協和キリンが創製。同社は、アルツハイマー型認知症(AD)を対象に日本と欧州で臨床第1相(P1)試験を進めていた。

 

アステラスのギルテリチニブ、造血幹細胞移植後維持療法のP3試験で主要評価項目未達

アステラス製薬は3月9日、急性骨髄性白血病(AML)を対象に開発しているFLT3阻害薬ギルテリチニブ(国内製品名・ゾスパタ)について、「FLT3遺伝子内縦列重複(ITD)変異陽性AMLに対する造血幹細胞移植後の維持療法」を対象に行った臨床第3相(P3)試験で主要評価項目を達成できなかったと発表した。ギルテリチニブ群は、プラセボ群と比較して無再発生存期間を有意に延長しなかった。治験実施計画書に基づき、フォローアップを含めて同試験は中止となる。ギルテリチニブについては、寛解導入化学療法後の維持療法を対象とするP3試験なども実施している。

 

国内主要ワクチン市場、30年に1880億円…富士経済予測

富士経済は3月8日、新型コロナウイルスワクチンを除く主要なワクチンの国内市場が2030年に21年比16.3%増の1880億円になるとの予測を発表した。23年以降、ワクチンの定期接種化が加速し、任意接種の啓発・支援も進展することで、市場が拡大すると予想している。新型コロナワクチン・治療薬市場については、22年に前年比7.7%増の9493億円と予測。ワクチン接種は縮小したものの、経口抗ウイルス薬「ラゲブリオ」などを中心に治療薬が5419億円(34.7%増)に拡大するとした。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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