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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年1月5日)

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「エンハーツ」欧州でも肺がん2次治療への適応拡大を申請

第一三共は1月5日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(一般名・トラスツズマブ デルクステカン)について、欧州で「HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がんの2次治療」への適応拡大を申請し、欧州医薬品庁(EMA)に受理されたと発表した。米国では昨年8月に承認を取得。日本でも先月申請を行った。

 

塩野義「ゾコーバ」韓国で条件付き承認を申請

塩野義製薬は1月4日、新型コロナウイルス感染症治療薬エンシトレルビル フマル酸(国内製品名・ゾコーバ)について、提携先の韓国Ildongファーマシューティカルが同国で条件付き製造販売承認申請を行ったと発表した。申請は同国食品医薬品安全処(MFDS)に受理された。申請は塩野義が日本を中心とするアジアで行った臨床第2/3相(P2/3)試験の結果に基づく。Ildongとは、日本以外のアジアでゾコーバの権利を持つ平安塩野義香港を通じて昨年9月に提携を結んだ。

 

米モデルナ、国内ベンチャーのオリシロジェノミクスを買収

米モデルナは1月4日、日本のバイオベンチャー、オリシロジェノミクス(東京都文京区)を買収すると発表した。買収額は8500万ドル(約113億円)。オリシロは、mRNAの製造に重要なプラスミドDNAの無細胞合成・増幅技術を持つスタートアップ。買収を通じてモデルナは自社のプラットフォーム技術を強化する。

 

「レキスキャン」米CAFCも後発品の特許侵害を認めず

アステラス製薬は1月4日、米国で販売している心機能検査補助剤「レキスキャン」(regadenoson injection)について、米ホスピーラの後発医薬品による特許侵害が認められなかったと発表した。先月30日、米連邦巡回区控訴裁判所(CAFC)がデラウェア州連邦地裁の判決を支持する判決を出した。アステラスは、ホスピーラがレキスキャンの特許満了前に後発品を申請したとして同地裁に提訴。地裁は昨年5月に訴えを退け、アステラスはCAFCに上訴していた。同社は「後発品発売を停止するための法的措置を検討する」としている。

 

ブリストル、新社長にスティーブ・スギノ氏

ブリストル・マイヤーズスクイブは1月4日、1日付でスティーブ・スギノ氏を社長に任命したと発表した。2017年から昨年末まで同職を務めたジャン=クリストフ・バルラン前社長は米国本社に異動した。スギノ氏は、金融業界を経て1998年に米イーライリリーに入社。サノフィやバイオジェンの日本法人で要職を歴任し、直近はアムジェン日本法人の社長を務めていた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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