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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年11月1日)

更新日

 

小野薬品 がん免疫領域で抗体創製、スイス企業と提携

小野薬品工業は11月1日、スイスのMemo Therapeutics(MTx)と、がん免疫領域で抗体医薬の創製を目指す創薬提携契約を結んだと発表した。MTxは、マイクロ流体単一細胞クローニングとスクリーニング技術を使った抗体創製プラットフォームを持つ。契約に基づき、小野は提携で生み出された抗体医薬品候補の知的財産と全世界での独占的開発・商業化権を取得する。対価として契約一時金と提携期間中の研究資金、臨床開発・販売の進捗に応じたマイルストン、売上高に応じたロイヤリティを支払う予定。

 

モデルナ、オミクロン株BA.4/5対応コロナワクチンが承認

モデルナ・ジャパンは11月1日、オミクロン株BA.4/5に対応した新型コロナウイルスワクチン「スパイクバックス筋注」の承認を取得したと発表した。起源株との2価ワクチンで、18歳以上への追加接種が対象。流通は特例臨時接種の枠組みの下、当面の間は武田薬品工業が担当する。

 

アルフレッサ、4~9月期の利益予想を下方修正…債権取り立て不能のおそれ

アルフレッサホールディングス(HD)は11月1日、2022年4~9月期の業績予想を修正したと発表した。売上高は従来予想を据え置くが、営業利益予想を従来予想比14億円減の101億円に引き下げるなど、各利益予想を下方修正した。一部取引先の債権で取り立て不能になるおそれが生じたため。同社は先月27日に売り上げと各利益の上方修正を発表していた。

 

武田、インドネシアにホメピゾール200バイアルを提供

武田薬品工業は11月1日、日本でエチレングリコール・メタノール中毒用剤として承認されているホメピゾール点滴静注液200バイアルをインドネシアに提供したと発表した。インドネシアでは発熱の治療でパラセタモールシロップを服用した子どもの急性腎臓疾患(AKI)が増えている。インドネシア政府によると、先月26日時点で269人の小児が急性腎不全になり、157人が死亡したという。許容濃度を上回るエチレングリコールとジエチレングリコールの摂取が原因とみられ、武田はインドネシア政府の要請を受けて29日にホメピゾールを届けた。

 

メディパルHD、5カ年の新中期ビジョンを策定…27年3月期に経常利益1000億円

メディパルホールディングス(HD)は10月31日、2023年3月期~27年3月期の中期ビジョンを発表した。他社との協働による海外進出や、予防・未病分野での事業拡大、デジタル基盤の強化などを進め、5年後にROE(自己資本利益率)9%(22年3月期は5.6%)、経常利益額1000億円(同620億円)を目指す。成長投資は5年間で1000億円を見込んでおり、うち100億円は人材への投資に充てる。

 

メディパルHD 来年2月に本社移転

メディパルHDは10月31日、来年2月13日に同社と子会社メディセオの本社を移転すると発表した。移転先は、東京都中央区京橋3丁目1番1号 東京スクエアガーデン10階。現在の本社がある東京都中央区八重洲2丁目の再開発に伴うもの。定款上の本社所在地は変更しない。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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