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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年3月14日)

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アッヴィ 進行期パーキンソン病治療薬「ABBV-951」を申請

アッヴィは3月14日、進行期パーキンソン病治療薬「ABBV-951」(一般名・ホスレボドパ/ホスカルビドパ水和物)を申請したと発表した。同薬はレボドパ/カルビドパの分子構造を改良してアッヴィが開発した持続皮下注製剤。症状のコントロールが困難な進行期パーキンソン病の治療は現在、外科的手術を要するデバイス補助治療が中心だが、ABBV-951は外科的手術を必要としない低侵襲の治療選択肢になると期待される。

 

田辺三菱 エダラボン経口懸濁液を国内申請

田辺三菱製薬は3月14日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬エダラボンの経口懸濁液(開発コード・MT-1186)を国内で申請したと発表した。同社が販売するエダラボンの点滴静注製剤「ラジカット」の新製剤で、患者負担の軽減を期待している。米国でも申請中。

 

「リンヴォック」nr-axSpAに適応拡大申請

アッヴィは3月14日、JAK阻害薬「リンヴォック錠」(ウパダシチニブ水和物)について、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎(nr-axSpA)への適応拡大を申請したと発表した。同疾患に対しては、非ステロイド系抗炎症薬や皮下投与製剤が承認されているが、リンヴォックは1日1回の経口投与。日本を含む国際共同臨床第3相(P3)試験の結果をもとに申請された。

 

バイエル 「ジュリナ」と「ヤーズフレックス」が不妊治療で承認

バイエル薬品は3月14日、「ジュリナ錠」(エストラジオール)と「ヤーズフレックス配合錠」(ドロスピレノン/エチニルエストラジオール ベータデクスル)について、それぞれ不妊治療への適応拡大が承認されたと発表した。承認された適応は、ジュリナが「生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整」と「凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期」で、ヤーズフレックスが「生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整」。いずれも日本生殖医学会からの要望を踏まえ、昨年9月に公知申請を行っていた。今年4月1日から保険適用となる見込み。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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