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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年12月2日)

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アステラス 遺伝子治療用AAVの開発で米社と提携

アステラス製薬は12月2日、骨格筋・心筋を対象とする遺伝子治療用アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの共同研究・開発で米Dyno Therapeuticsと提携したと発表した。同社は、機械学習を応用して細胞送達に関わるAAVの外殻タンパク質(カプシド)を最適化する技術を有する。提携では、遺伝子治療用に機能特性を高めたAAVカプシドをDynoが設計し、それをもとにアステラスが候補品の開発、商業化を行う。契約の対価として、アステラスはDynoに一時金1800万ドル(約20億円)を支払うほか、開発・商業化の進捗に応じたマイルストンとロイヤリティとして総額16億ドル以上支払う可能性がある。

 

太陽ファルマ、アストラゼネカからの長期収載品4製品の承継が完了

太陽ホールディングス(HD)は12月2日、子会社の太陽ファルマがアストラゼネカからの長期収載品4製品の承継と販売移管を完了したと発表した。承継したのは、▽インデラル錠10mg/同注射液2mg▽テノーミン錠25/50▽オメプラール錠10/同20▽セロケン錠20mg/同L錠120mg――の4製品8品目。このうち、インデラルとテノーミンについては今年7月1日付で承継が完了している。

 

アクセリードとFRONTEO、創薬ターゲット分子の評価で共同事業

アクセリードとFRONTEOは12月2日、AI(人工知能)を使って創薬ターゲット分子のポテンシャルを解析する共同事業「Druggable Target 1000」を開始したと発表した。アクセリードのターゲット分子情報をFRONTEOのAIを使って解析し、医学論文情報から網羅的かつ客観的な評価を行う。新規ターゲット分子だけでなく、医薬品としての開発を断念した分子の再評価も可能になるという。

 

塩野義 台湾で「スインプロイク」が承認

塩野義製薬は12月2日、成人のオピオイド誘発性便秘症治療薬「適秘效 錠 0.2mg」が台湾で承認されたと発表した。同薬は塩野義が創製した末梢性μオピオイド受容体拮抗薬。日本では「スインプロイク」の製品名で2017年6月に発売された。販売は台湾子会社が行う。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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