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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年11月16日)

更新日

国内医薬品市場 21年7~9月期は4.2%増

IQIVIAは11月16日、2021年7~9月期の国内医療用医薬品市場が前年同期比4.2%増の2兆6404億7300万円だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に「診断用検査薬」が4~6月期に続いて薬効別の売上高トップ10に入った。製品別では、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」が301億9900万円(前年同期比7.7%増)で16年10~12月期以来のトップとなった。詳しくはトピックスで。

 

「FoundationOne CDx」TMB-High固形がんの適応判定補助として承認

中外製薬は11月16日、がん遺伝子パネル検査「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」について、腫瘍遺伝子変異量高スコア(TMB-High)を有する進行・再発固形がんに対する医薬品の適応判定補助としての承認を取得したと発表した。臓器横断的なバイオマーカーでは、NTRK融合遺伝子と高頻度マイクロサテライト不安定性に続く3つ目の承認。TMB-High固形がんでは、MSDが免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)を今年3月に申請している。

 

サンバイオ、食道再生インプラントの開発・商業化で米社と提携

サンバイオは11月16日、米国の再生医療企業D&Pバイオイノベーションズと、サンバイオのMSC2細胞を使った食道再生インプラントの開発・商業化で業務提携したと発表した。サンバイオはD&PにMSC2細胞の非独占的かつ譲渡不可のライセンスを供与し、対価として食道再生インプラントの日本での商業化権とアジアでの商業化の優先交渉権を取得する。日本国外で販売に至った場合、サンバイオは売上高に応じたロイヤリティを受け取る。

 

北里大・花王・EMEなど 感染症に対するVHHナノ抗体薬の開発で研究開発契約

北里大と花王、自然科学研究機構、イプシロン・モレキュラー・エンジニアリング(EME)、塩野義製薬の5者は11月15日、VHHナノ抗体薬の創出に関する委託研究開発契約を結んだと発表した。北里大と花王、EMEは昨年、新型コロナウイルスに対する中和能を持つVHH抗体の取得に成功しており、研究では新型コロナを含む呼吸器感染症に対する次世代抗体医薬品の開発・実用化を目指す。さらに、花王の改変枯草菌ライブラリーを活用し、VHH抗体の大量生産に向けた製造基盤技術を構築する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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