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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年9月10日)

更新日

 

大日本住友、糖尿病治療薬「ツイミーグ」を16日発売

大日本住友製薬は9月10日、2型糖尿病治療薬「ツイミーグ錠」(一般名・イメグリミン塩酸塩)を同16日に発売すると発表した。同薬は仏ポクセルが創製した新規の糖尿病治療薬で、発売は世界初。ミトコンドリアへの作用を介し、グルコース濃度依存的にインスリン分解を促すとともに、肝臓や骨格筋での糖代謝を改善する作用を持つ。薬価は500mg1錠34.40円で、ピーク時に143億円の売り上げを見込む。

 

武田「アドセトリス」ホジキンリンパ腫の一次治療、小児適応を申請

武田薬品工業は9月10日、悪性リンパ腫治療薬「アドセトリス」(ブレンツキシマブ ベドチン)について、CD30陽性ホジキンリンパ腫の一次治療に小児の用法用量を追加するための申請を行ったと発表した。小児のホジキンリンパ腫に対しては、2019年12月に再発・難治性の患者を対象に承認。成人では18年9月に一次治療の承認を取得している。

 

MeijiSeikaファルマ 農薬事業を売却、医薬品に経営資源集中

明治ホールディングス(HD)は9月10日、MeijiSeikaファルマの農薬事業を三井化学アグロに売却すると発表した。医薬品事業の基盤強化と新薬創出に経営資源を集中する。売却額は467億円。MeijiSeikaファルマの子会社として設立する新会社に対象事業を承継し、新会社の全株式を三井化学アグロが取得する。売却は来年1月4日に完了する予定。

 

メディパルHD、CVCが手術支援ロボットベンチャーに出資

メディパルHDは9月10日、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「MEDIPAL Innovation 投資事業有限責任組合」が、手術支援ロボットを開発している医療機器ベンチャー「リバーフィールド」(東京都新宿区)に出資したと発表した。同社の第三者割当増資を引き受けた。リバーフィールドは、東京工業大の研究成果をもとに2014年に設立。今回の第三者割当増資で調達した資金は、手術支援ロボットの事業化などに充てる。

 

大日本住友 レルゴリクス配合剤の適応拡大を米で申請

大日本住友製薬は9月10日、米子会社マイオバント・サイエンシズが販売する子宮筋腫治療薬「マイフェンブリー」(レルゴリクス/エストラジオール/酢酸ノルエチンドロン)について、米国で「子宮内膜症に伴う中等度から重度の痛み」への適応拡大を申請したと発表した。申請は米FDA(食品医薬品局)によって受理され、審査終了目標日は来年5月6日に設定された。同薬は今年、「閉経前の女性の子宮筋腫に伴う過多月経」を対象に米国で、「生殖可能年齢の成人女性における中等度から重度の子宮筋腫」を対象に欧州(販売名はライエクオ)で、それぞれ承認を取得。米国では米ファイザーと共同で開発・販売している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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