オンコセラピー、小児がんサバイバーの健康状態評価で成育医療センターと共同研究
オンコセラピー・サイエンスは9月9日、子会社のキャンサープレシジョンメディシン(CPM)が、小児がんサバイバーの健康状態の評価について、国立成育医療研究センターと共同研究契約を結んだと発表した。研究では、クローン性造血をモニタリングし、治療後の健康状態の評価として利用することを検討する。クローン性造血とは、造血幹細胞が増殖する過程で遺伝子変異を伴う現象。抗がん治療後に増加した場合、血液がんや心血管病などの発症リスクが高まると報告されている。
FRONTEO、AI医療機器の自社販売が可能に
FRONTEOは9月8日、東京都に管理医療機器販売業の届け出を行い、受理されたと発表した。これにより、医療機関などに医療機器を自社販売することが可能となる。同社は自社流通体制を構築し、開発中のAI(人工知能)医療機器「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の早期実用化を目指す。