GSK コロナ中和抗体ソトロビマブ、特例承認求め申請
グラクソ・スミスクラインは9月6日、米ビル・バイオテクノロジーと共同開発する新型コロナウイルスに対する中和抗体のソトロビマブ(一般名)を日本で申請したと発表した。対象は、酸素療法を必要としない軽症・中等症かつ重症化リスクの高い患者。同社は特例承認の適用を希望している。海外で行った臨床第2/3相(P2/3)試験では、プラセボと比べ、投与29日目までの入院または死亡を79%低減。米国では今年5月に緊急使用許可を取得した。
マイシンと日本BI、肺線維症患者向けサポートで協業
MICIN(マイシン)は9月6日、自社のオンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」と日本ベーリンガーインゲルハイムの肺線維症患者向けサポートプログラムを連携し、患者支援の取り組みを今月から開始すると発表した。curonお薬サポートを通じて、薬剤師が初回の服薬指導から次の診察まで服薬のフォローアップを実施。フォローアップで得られた情報を医師にレポートし、診察に役立ててもらう。取り組みによって医薬連携を活性化させ、患者の治療体験向上につなげる。
博報堂メディカルとアドビ、医薬品プロモーションのDX支援サービスを開始
博報堂メディカルは9月3日、医療用医薬品プロモーションのDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする専門部隊を発足させ、アドビと協業してサービスの提供を始めたと発表した。博報堂メディカルのメディカルコミュニケーション、デジタルソリューションのノウハウと、アドビの顧客体験管理基盤(CXM)を活用し、システムコンサルティングからコンテンツ制作、ソリューション実装までを一気通貫で支援する。
大鵬薬品、本社を移転
大鵬薬品工業は9月6日、本社を移転したと発表した。本社ビル建て替えに伴い2017年11月から本社事務所を近隣のビルに一時移転させていたが、今年6月に新本社ビルが完成した。移転先の住所は、千代田区神田錦町1-27。電話番号は03-3294-4527(代表)で、変更はない。
ニプロ 中国に2つの新営業事務所を開設
ニプロは9月6日、中国の貴州省・貴陽市と江西省・南昌市に、上海子会社の営業事務所を開設したと発表した。中国ではこれまで、上海本部と14の事務所、各地の駐在所で販売を行ってきた。2事務所を新たに開設することで、中国西南部と華東部で販売・サービス網を強化する。