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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年7月28日)

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協和キリン、バルドキソロンメチルを国内申請…アルポート症候群で

協和キリンは7月28日、開発中の低分子化合物バルドキソロンメチル(開発番号・RTA402)について、アルポート症候群を対象に国内で申請したと発表した。同薬は、米リアタ・ファーマシューティカルズから導入した化合物。転写因子Nrf2を活性化することで抗酸化・抗炎症作用を発揮し、腎機能を改善すると考えられている。アルポート症候群は腎機能の低下を伴う進行性の遺伝性疾患。このほか、糖尿病性腎臓病と常染色体優性多発性嚢胞腎を対象に臨床第3相(P3)試験を行っており、糖尿病性腎臓病では先駆け審査指定制度の対象品目に指定されている。

 

塩野義、コロナワクチンの生産技術移管でベトナムと協議

塩野義製薬は7月28日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの生産技術移管に向けてベトナムと協議を進めていることを明らかにした。27日以降、ロイター通信などの海外通信社が地元メディアの報道を引用する形で「塩野義とベトナム企業2社が生産技術移管で合意した」などと報じているが、塩野義は「協議中の段階であり、詳細に関する最終合意には至っていない」としている。

 

協和キリン、イストラデフィリンが欧州で承認に否定的見解

協和キリンは7月28日、欧州でパーキンソン病治療薬として申請中のイストラデフィリン(国内製品名・ノウリアスト)について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品評価委員会(CHMP)で承認に否定的な見解が示されたと発表した。同薬は日本と米国で承認済み。同社は「再審査も視野に、さまざまな取り得る選択肢を検討する」としている。

 

東レ ウェリタス・インシリコと共同研究、mRNA標的の低分子薬創出

東レは7月28日、ウェリタス・インシリコとメッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品の創出に向けた共同研究契約を結んだと発表した。mRNAの部分構造に作用する低分子化合物を創出できるウェリタス・インシリコの創薬プラットフォーム「ibVIS」などを活用。標的構造を同定し、それに作用して薬効を示す候補化合物の取得を目指す。

 

アストラゼネカ、医療従事者向け新サイトを開設

アストラゼネカは7月28日、医療従事者向けの新サイト「IMPACT Academy」を開設したと発表した。注力領域の1つである「循環器・腎・代謝疾患領域」の国内外の最新エビデンスを提供。ダウンロード可能なスライドや動画を掲載し、医師の効率的な学びを支援するという。同社は「メディカル部門が作成した疾患情報を中心としたサイトで、販売促進活動とは一線を画している」としている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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