日本ケミファ、新規抗うつ薬を大日本住友と共同開発
日本ケミファと大日本住友製薬は6月9日、新規抗うつ・抗不安薬候補化合物「NC-2800」の共同研究開発契約を結んだと発表した。同化合物は日本ケミファが非臨床段階で研究開発を進めており、2018年に日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択。契約に基づき、大日本住友はCiCLEに分担機関として参画し、共同で研究開発を進める。あわせて、後期臨床第2相(P2b)試験に進む段階で、全世界を対象にライセンス契約を締結できる独占的オプション権を大日本住友に付与する契約も結んだ。
MeijiSeikaファルマと北里研究所、コロナ治療薬を共同研究開発…イベルメクチン誘導体で
MeijiSeikaファルマは6月9日、北里研究所と新型コロナウイルス感染症治療薬の共同研究開発を行うと発表した。今回の研究開発では、既承認薬のイベルメクチンとは異なるイベルメクチン誘導体を使った新型コロナ治療薬の創出を目指す。
大鵬薬品、犬山工場にCO2フリー電力を導入
大鵬薬品工業は6月9日、今月から愛知県の犬山工場にCO2フリー電力を導入したと発表した。同工場の年間排出量の約60%にあたる約100トンのCO2を削減できる見込みという。ほかの施設を合わせると、同社全体の削減量は年間約1万3300トンとなる見込み。