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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年5月26日)

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アステラス、25年度にコア営業利益率30%以上…新中計、売り上げは年平均8%増

アステラス製薬は5月26日、2021~25年度の中期経営計画を発表した。25年度に抗がん剤「XTANDI」と重点戦略製品の売上高を1.2兆円以上に拡大し、コア営業利益率を30%以上まで引き上げる。売り上げ全体は年平均で約8%の成長を見込む。注力する研究開発領域「フォーカスエリア」のプロジェクトからは、2030年度に5000億円以上の売り上げを期待。医薬品の枠を超えたビジネスの創出を目指す「Rx+事業」では、中計期間中に複数のプロジェクトを事業化し、30年度に200~500億円程度の売り上げを見込んでいる。

 

第一三共、ヒュミラのバイオシミラーを発売

第一三共は5月26日、抗TNFα抗体「アダリムマブBS皮下注『第一三共』」を発売したと発表した。アッヴィが製造販売する「ヒュミラ」のバイオシミラーで、適応は▽関節リウマチ▽尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬▽強直性脊椎炎▽腸管型ベーチェット病▽若年性特発性関節炎――。開発元の米アムジェンが製造し、第一三共は国内での流通と販売を担う。

 

鳥居薬品「コレクチム」の小児用製剤を6月21日発売

鳥居薬品は5月26日、アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム」(一般名・デルゴシチニブ)の小児用製剤「コレクチム軟膏0.25%」を6月21日に発売すると発表した。コレクチムはJAK阻害薬で、小児適応は今年3月に承認を取得。薬価は1g141.40円。

 

DeNA 遺伝子ネットワーク解析で創薬支援、協和キリンと提携

ディー・エヌ・エー(DeNA)は5月26日、子会社DeNAライフサイエンス(DLS)の遺伝子ネットワーク解析技術を使った創薬研究について協和キリンと契約を結んだと発表した。DLSは昨年、協和キリンが持つデータを使って、遺伝子ネットワーク解析技術による新規創薬標的の探索研究を実施。その結果を踏まえ、DSLが同技術を使って協和キリンの研究結果を解析することになった。

 

アイロムG、ブロックチェーンを活用した治験情報管理システムを開発

アイロムグループは5月26日、ブロックチェーンを活用した治験情報管理システム「aSBo Cloud System(アスボクラウドシステム)」を開発し、6月から提供を始めると発表した。電子カルテと連携し、検査機器などから直接データを取り込むことができ、CRCやCRAが行う業務の一部を自動化。データ固定までのプロセスを効率化し、大幅な業務削減が可能という。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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