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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年5月20日)

更新日

 

国内医薬品市場 20年度はマイナス2.7%…IQVIA調べ

IQVIAは5月20日、2020年度(20年4月~21年3月)の国内医療用医薬品市場が前年度比2.7%減の10兆3475億6500万円だったと発表した。会計年度で前年度を下回るのは2年ぶり。昨年4月の薬価改定に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が打撃となった。製品売上高では、MSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」が薬価引き下げの影響で12.9%減の1183億円となったが、2年連続の首位をキープした。(詳しくはトピックスで)

 

中外 血液検体のパネル検査「リムパーザ」のコンパニオン診断として承認

中外製薬は5月20日、血液検体を使ったがん遺伝子パネル検査「FoundationOne Liquid CDxがんゲノムプロファイル」について、PARP阻害薬「リムパーザ」(一般名・オラパリブ)の「BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がん」の適応に対するコンパニオン診断として承認されたと発表した。転移性去勢抵抗性前立腺がんでは、組織検体の確保が課題となることがあり、血液検体を使った検査は重要な選択肢として期待される。

 

製薬協 新会長にエーザイの岡田COO

日本製薬工業協会(製薬協)は5月20日、同日の総会で新会長にエーザイの岡田安史代表執行役COOを選任したと発表した。副会長には、田辺三菱製薬の上野裕明社長、アステラス製薬の安川健司社長、塩野義製薬の手代木功社長、第一三共の眞鍋淳社長、大日本住友製薬の野村博社長、武田薬品工業の岩﨑真人取締役日本管掌、中外製薬の小坂達朗会長が就いた。

 

アッヴィ、20年の国内売上高は9%減の1137億円

アッヴィは5月20日、2020年1月~12月期の国内売上高が1137億円だったと発表した。C型肝炎治療薬市場の縮小で前期比9%減となったが、3年連続で1000億円を上回った。アッヴィとして事業を開始した2013年以降の7年間の年平均成長率は約10%となった。新たな5カ年計画を始動させたことも明らかにし、がんと免疫の2領域に注力することで、2025年まで2ケタの成長を目指す。

 

SPLine「イズカーゴ」の流通を受託

メディパルホールディングス(HD)は5月19日、子会社SPLineが、JCRファーマのムコ多糖症II型治療薬「イズカーゴ点滴静注用」(パビナフスプ アルファ)の流通業務を受託したと発表した。SPLineはJCRのバイオシミラー「アガルシダーゼ ベータBS点滴静注『JCR』」の流通も受託している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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