大鵬 FGFR阻害薬フチバチニブ、米でブレークスルーセラピー指定
大鵬薬品工業は4月2日、自社創製のFGFR阻害薬フチバチニブ(開発コード・TAS-120)が、米FDA(食品医薬品局)からブレークスルーセラピーの指定を受けたと発表した。対象疾患は「前治療歴を有するFGFR2遺伝子再構成(融合遺伝子を含む)を伴う進行胆管がん」。同薬は現在、胆管がんを対象に日米欧で臨床第2相(P2)試験を実施中。乳がんやFGFR異常がんでも開発を進めている。
スズケン、インサイトの「ペマジール」一社流通を受託
スズケンは4月2日、米インサイトにとって日本市場への新規参入となる胆道がん治療薬「ペマジール」の一社流通を受託すると発表した。日本法人のインサイト・バイオサイエンシズ・ジャパンと合意した。メーカー物流センターでの保管・管理から医療機関への配送までを、スズケングループが担う。ペマジールは先月、国内で承認を取得しており、5月の薬価収載が見込まれる。
あすか、ロンドンオフィスを設立
あすか製薬は4月1日、英ロンドンにオフィスを設立したと発表した。主に欧州での事業開発拠点として活用し、既存提携先との関係強化と新規提携先の開拓を進める。ロンドンオフィスの設立に伴い、独フランクフルトの駐在員事務所は閉所した。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
・大塚ホールディングス(大塚製薬/大鵬薬品工業)