武田 難治性てんかん治療薬soticlestatの開発・販売権を取得
武田薬品工業は3月4日、小児・成人のドラベ症候群/レノックス・ガストー症候群治療薬soticlestatについて、全世界での開発・販売権を米オービッド・セラピューティクスから獲得するライセンス契約を結んだと発表した。武田はオービッドに一時金1億9600万ドル(約209億7200万円)を支払うほか、開発・承認・発売のマイルストンとして最大6億6000万ドルと販売ロイヤリティを支払う。
同薬は武田が創製したCH24H阻害薬。2017年に両社で共同開発・販売契約を結び、オービッドが主導した臨床第2相(P2)試験では発作の頻度を減少させる効果が確認された。今後は武田が単独で開発し、今年4月~6月にP3試験を開始する。
JCRファーマ、新型コロナワクチン原液の工場を新設
JCRファーマは3月4日、新型コロナワクチンの原液を製造する新工場を神戸市に建設すると発表した。同社はアストラゼネカからワクチン原液の製造を受託しており、現在は既存の工場を整備して製造を行っている。総工費は約116億円で、国からの助成金も活用する。完成は来年10月を見込む。
【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】
・武田薬品工業