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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年10月1日)

更新日

 

「イーケプラ」UCBが単独販売、大塚との提携終了

ユーシービージャパンは10月1日、抗てんかん薬「イーケプラ」(一般名・レベチラセタム)について、大塚製薬との提携を終了し、同社単独での販売・情報提供活動を始めたと発表した。大塚と2008年に結んだ共同開発・販売契約が契約期間満了を迎えたため。同薬は国内では2010年に発売。錠剤、ドライシロップ剤、静注剤を販売している。

 

富士フイルム VLP社から新型コロナワクチンの製造受託

富士フイルムは10月1日、VLPセラピューティクスジャパンから、同社が開発している新型コロナウイルス感染症向けワクチン製剤の製造を受託したと発表した。プロセス開発から治験薬製造までを受託する。VLPのワクチンは、自己増殖RNA(レプリコン)を有効成分とする脂質ナノ粒子製剤。日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発課題に採択されている。

 

オンコセラピー、新型コロナ向けペプチドワクチンを開発へ

オンコセラピー・サイエンスは10月1日、新型コロナウイルス感染症に対するペプチドワクチンの研究開発に着手したと発表した。同社が開発するのは、ウイルス特異的な細胞傷害性T細胞を誘導し、体内に保持することで感染制御や重症化抑制を狙うワクチン。中和抗体の誘導を狙ったワクチンと異なり、抗体依存性感染増強が生じにくいと期待される。

 

太陽HD サイフューズと細胞製品の製造で提携

太陽ホールディングス(HD)は10月1日、医薬品製造受託事業を手掛ける子会社・太陽ファルマテックが、再生医療ベンチャーのサイフューズと細胞製品の製造で包括的パートナーシップ契約を結んだと発表した。太陽HDは、昨年2月にサイフューズと資本業務提携を結び、同社の3Dバイオプリンティング技術を使った細胞製品の製造・開発での協業を検討してきた。今後、太陽ファルマテックの高槻工場(大阪府高槻市)に細胞製品製造設備を構築し、受託事業を開始する。

 

DWTI子会社 未熟児網膜症などの診断薬を香港企業にサブライセンス

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)は10月1日、子会社の日本革新創薬(JIT)が未熟児網膜症などの診断薬をスプレンダー・ヘルス・インターナショナル(香港)にサブライセンスしたと発表した。同診断薬は、東京農工大とペプチドサポートから導入。JITは、中国、香港、台湾での独占的実施権を供与する。JITはほかの地域でもライセンスアウト活動を行うほか、未熟児網膜症治療薬の開発も進める。

 

アルフレッサ「神戸再生医療流通ステーション」開設

アルフレッサは10月1日、再生医療等製品の保管・輸送拠点となる「神戸再生医療流通ステーション」を三菱倉庫拠点内(神戸市)に開設したと発表した。同施設は、超低温保管・輸送環境を備えており、アルフレッサにとって殿町再生医療流通ステーションに続く再生医療向け流通拠点。三菱倉庫と連携し、治験段階から製品の供給などを支援する。

 

塩野義、東大発ベンチャーと経鼻肺炎球菌ワクチンを開発

塩野義製薬は9月30日、東京大発ベンチャーHanaVaxと、同社が開発している経鼻肺炎球菌ワクチンのライセンス契約を結んだと発表した。塩野義は同ワクチンの全世界での研究・開発・製造・流通・販売に関する独占権を取得し、対価として契約一時金と開発マイルストン、販売後のロイヤリティを支払う。肺炎球菌ワクチンは従来、肺炎球菌の一部の血清型にのみ有効だが、同ワクチンは広範な抗原として期待されるPspA抗原を使用している。

 

帝人ファーマ、訪問介護事業の新会社を設立

帝人ファーマは9月30日、訪問看護事業手掛ける新会社「帝人訪問看護ステーション」を設立し、10月1日から本格的に稼働すると発表した。帝人ファーマは訪問看護事業を1999年に立ち上げ、全国で13の訪問看護ステーションを運営。同社は、訪問看護事業を含む地域包括ケア事業全体で、2025年度までに100億円の売り上げを目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

大塚ホールディングス(大塚製薬/大鵬薬品工業)
塩野義製薬

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