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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年7月13日)

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塩野義 中国平安との合弁会社、上海に8月設立

塩野義製薬は7月13日、中国の保険大手「中国平安保険集団」との合弁会社「平安塩野義有限公司」を今年8月に上海に設立すると発表した。両社は3月に資本業務提携に関する基本合意を締結。合弁会社は塩野義側が51%、中国平安側が49%出資。データドリブンの新薬開発や、オンラインとオフラインを組み合わせた医薬品の販売・流通などを展開する。塩野義は合弁会社を中国・アジア事業の拠点と位置付け、中国子会社C&Oの販売子会社や工場を合弁会社の傘下に移す。合弁会社の董事長兼CEOには、塩野義の吉田達守・執行役員グローバルビジネス部長が就く。

 

日医工、大規模自主回収で役員ら9人処分…田村社長は減俸50%12カ月

日医工は7月13日、今年4~5月に行った大規模な製品の自主回収を受け、同日付で役員らに対して減俸などの処分を行ったと発表した。田村友一社長は月額報酬を12カ月にわたって50%減額するほか、ほかの取締役も6カ月間30%を減額。品質管理や品質保証の担当役員らも3カ月間30%減らし、田村智昭上席執行役員品質管理本部長と坂孝男執行役員信頼性保証本部副本部長・総括製造販売責任者を解任。川岸浩取締役(超品質・安定供給担当)は同日付で辞任した。

 

「トレアキシン」DLBCLの適応拡大申請…3剤併用療法で

シンバイオ製薬は7月13日、抗がん剤「トレアキシン」(一般名・ベンダムスチン塩酸塩)について、再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対するポラツズマブ ベドチン、リツキシマブとの3剤併用療法への適応拡大を申請したことを明らかにした。シンバイオは今年5月にもリツキシマブとの2剤併用療法を同適応で申請。多剤併用の救援化学療法にかわる治療法として期待しているという。

 

久光「モーラスパップ」新製剤を申請

久光製薬は7月13日、経皮鎮痛消炎薬「モーラスパップ」(ケトプロフェン)の新製剤を申請したと発表した。既存製剤で報告されている皮膚刺激の低減を目指し、新たな添加剤を配合したほか、既存の添加剤の配合量を調整した。2020年2月期中の承認を見込んでいる。

 

興和「グラナテック」がマレーシアで承認

興和は7月13日、開放隅角緑内障・高眼圧症治療薬「K-115」(リパスジル塩酸塩水和物)がマレーシアで承認されたと発表した。同薬はデ・ウエスタン・セラピテクス研究所から導入したRhoキナーゼ阻害薬で、国内では「グラナテック」の製品名で興和が2014年に発売。グローバル展開を進めており、韓国やシンガポールでも承認されている。

 

伊藤忠 鳥取大発ベンチャーのクロモセンターと資本業務提携

伊藤忠商事は7月13日、医薬品の研究開発支援を手掛ける鳥取大発ベンチャー・クロモセンターと資本業務提携したと発表した。伊藤忠は提携を通じ、クロセンターの主力事業である染色体解析サービスの国内外に向けた営業体制強化を支援。同社が独自開発したオリジナルCHO細胞を使ったタンパク質生産の事業拡大を目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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