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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年10月1日)

更新日

 

旭化成ファーマ「ザイヤフレックス」の供給継続求めEndoを提訴

旭化成ファーマは10月1日、アイルランドのEndo社(Endo Ventures、Endo Pharmaceuticals)を相手取り、デュピュイトラン拘縮治療薬「ザイヤフレックス」(一般名・コラゲナーゼ)の供給継続を求める訴えを米国ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に起こしたと発表した。

旭化成ファーマはEndoとの供給契約に基づき、製品の供給を受けて日本国内で販売していたが、Endo側が「供給義務を履行しない」と通告し、製品供給を拒絶。両社で協議してきたが、Endo側は態度を変えていないという。

 

大正製薬、爪白癬治療薬をスウェーデンMobergから導入

大正製薬は10月1日、スウェーデンのMobergから爪白癬治療薬「MOB-015」(一般名・テルビナフィン)の国内での独占的開発・販売権を取得する契約を結んだと発表した。同剤は白癬治療薬のテルビナフィンをMobergの独自技術で製剤化した高濃度の外用剤。欧米では同社が臨床第3相(P3)試験を行っている。大正製薬は契約に基づき、Mobergに契約一時金とマイルストンなどを支払う。

 

シンバイオ 米社から抗ウイルス薬の権利獲得、全世界対象

シンバイオ製薬は10月1日、米キメリックスと抗ウイルス薬ブリンシドフォビルに関するライセンス契約を結んだと発表した。シンバイオは天然痘疾患を除いたすべての疾患を対象に、全世界で同薬を開発・販売・製造する独占的権利を獲得。まず造血幹細胞移植後/腎臓移植後のウイルス性出血性膀胱炎とHHV-6脳炎を対象に国内外で開発する。

契約に基づきシンバイオは、契約一時金とロイヤルティのほか、承認時のマイルストンと販売額に応じたマイルストンを支払う。

 

あすか製薬、東亜薬工から「マグセント」「マグネソール」を承継

あすか製薬は10月1日、東亜薬品工業が製造販売する子宮収縮抑制薬「マグセント」と子癇発症抑制・治療薬「マグネゾール」(いずれも硫酸マグネシウム)の製造販売承認を承継すると発表した。承継と販売移管は2020年2月1日を予定。安定供給のため、承継後もしばらくは東亜薬工の製品が流通する。

 

太陽HD 第一三共プロファーマの高槻工場の買収を完了

太陽ホールディングス(HD)は10月1日、同日付で第一三共プロファーマの高槻工場の買収を完了したと発表した。買収額は376億円。太陽HDは工場買収によって医薬品製造受託事業を開始し、これまで高槻工場で生産していた第一三共グループの製品の製造を受注。第一三共グループ以外の受託案件の獲得も目指す。

 

日本イーライリリー「配偶者」の定義見直し、同性カップルも福利厚生の利用が可能に

日本イーライリリーは10月1日、社内規定の「配偶者」の定義を、法律に基づく婚姻関係のないパートナーも含むものに見直したと発表した。結婚時や出産時などの休暇の取得や慶弔見舞金の受け取り、医療費補助といった福利厚生制度の利用対象を「配偶者」から「パートナー」に変更。自治体が発行する「パートナーシップ証明書」がなくても、社内で規定された条件に合えば福利厚生制度を利用できるようにした。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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