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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年7月17日)

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アステラス、ADCエンホルツマブ ベドチンを米国で申請

アステラス製薬は7月17日、米シアトル・ジェネティクスと共同開発している抗体薬物複合体(ADC)エンホルツマブ ベドチンを米国で申請したと発表した。適応は、白金製剤およびPD-1/PD-L1阻害薬による治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がん。

同薬は、尿路上皮がんで高発現するネクチン-4を標的としたADC。現在、グローバルでの申請に向けたP3試験を行っているほか、より早期の患者を対象とした試験も進めている。

 

小野薬品、山口工場が完成…オプジーボなど製造

小野薬品工業は7月17日、約210億円を投じて建設を進めていた山口工場(山口市)が完成したと発表した。2020年春に操業を始める予定。同工場は高活性医薬品や抗体医薬に対応できる製造ラインを備えており、主力の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」や多発性骨髄腫治療薬「カイプロリス」などの注射剤を製造する。

 

アステラス 米社から難聴治療の開発・商業化権を獲得

アステラス製薬は7月17日、米Frequency Therapeuticsから、同社が開発中の感音難聴治療薬「FX-322」について、米国を除く全世界での開発・商業化権を獲得する独占的ライセンス契約を結んだと発表した。FX-322は、低分子化合物を組み合わせたもので、内耳に存在する前駆細胞を有毛細胞に分化させることで、聴力の回復を促す。米国では臨床第1/2相試験を終えており、Frequencyは今年10~12月期にP2a試験を始める予定。

契約に基づき、アステラスは一時金8000万ドルを支払うほか、最大5億4500万ドルのマイルストンと売上高に応じたロイヤリティを支払う可能性がある。

 

エーザイ、抗がん剤「ハラヴェン」が中国で承認

エーザイは7月17日、抗がん剤「ハラヴェン」(一般名・エリブリン)が中国で承認を取得したと発表した。適応は「アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤を含む2レジメン以上の化学療法歴のある局所進行性または転移性乳がん」。

 

GEヘルスケアと日本テクト、認知症診断プログラムの開発で提携

GEヘルスケア・ジャパンと日本テクトシステムズは7月17日、認知症の早期スクリーニング・診断・治療のプラットフォーム構築に向けて提携すると発表した。両社はまず、GEヘルスケアの診断技術と日本テクトのITサービスを組み合わせ、認知症の病型鑑別を可能にする医療機器プログラムの開発・承認を目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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