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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年3月14日)

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小野薬品・ノバルティス 「リバスタッチ/イクセロン」の新基剤製剤が承認

小野薬品工業とノバルティスファーマは3月14日、経皮吸収型のアルツハイマー型認知症治療薬「リバスタッチ」「イクセロン」(一般名・リバスチグミン)について、新基剤製剤の承認を取得したと発表した。基剤をシリコン系から合成ゴムに変更することで、貼付部位の紅斑やそう痒症といった副作用の軽減が期待される。

 

中外 「ヘムライブラ」インヒビター非保有患者への適応拡大、欧州でも承認

中外製薬は3月14日、血友病A治療薬「ヘムライブラ」(エミシズマブ)について、血液凝固第VIII因子に対するインヒビター非保有の重症血友病Aへの適応拡大が欧州で承認されたと発表した。週1回、2週に1回または4週に1回投与する。あわせて、インヒビター保有患者に対する2週または4週に1回の用法・用量の追加も承認された。インヒビター非保有の適応は米国と日本ですでに承認されている。

 

メディパルHD、無線タグで投与直前まで医薬品の温度管理―4月から実証実験

メディパルホールディングスは3月12日、厳格な温度管理が必要な医療用医薬品について、患者への投与直前まで温度管理の状況を追跡する実証実験を4月上旬から始めると発表した。

温度管理が可能なRFIDタグを活用し、リアルタイムで温度管理や投与の確認ができる仕組みの構築を目指す。今年秋ごろまでに実証実験の有用性を評価し、19年度中をめどに厳格な温度管理が必要な医療用医薬品の流通プラットフォームサービスとして提供を始める予定。

 

日立・理研、iPS細胞由来網膜色素上皮細胞シートの自動培養に世界で初めて成功

日立製作所と理化学研究所は3月14日、ヒトiPS細胞由来の網膜色素上皮細胞シートの自動培養に世界で初めて成功したと発表した。培養には日立の完全閉鎖系小型自動培養装置を使用。熟練技術者による手技培養と同レベルの品質であることも確認した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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